ショートシナリオの館

ボケに抵抗するため、日常生活の中から思いつくままに書いています。月2回・月曜日の投稿を目指します。

 戻ってきた年賀状

2013-01-17 08:18:27 | 日記
永 :お正月気分が抜けずに、のんびりとしていたら、もう1月も半ばになりましたね。

美井:ええ、あっという間に半月が過ぎちゃいました。そうそう、今年は年賀状に関して、

    ちょっとした珍事があったんですよ。

永 :ほう、どんなことですか?

美井:姪のところに出した年賀状が宛先不明で戻って来ましてね。慌て者の私が、また

   しても住所を書き間違えたのかと思って、姪から来た今年の年賀状を確認したん

   ですよ。すると、住所も宛名も間違っていないのです。そこで、郵便局に行き、

   姪から来た年賀状と「戻ってきた年賀状」の両方を見せて調査をお願いして、

   いったん自宅に帰りました。

   しばらくしたら、郵便局の担当者が訪ねて来られたのですよ。

永 :迅速に対応してくれたのですね。

美井:ええ、そうなんです。姪の住所を管轄する郵便局と連絡を取り、配達ミスが認

   められたので、お詫びかたがた、「戻ってきた年賀状」を受け取りに来られた

   のです。そして、詫び状を貼付して再送して下さいました。郵便局の過失に

   よってハガキが返送された場合には無料で再配達することになっているそう

   ですよ。

永 :住所も宛名も間違っていないのに返送されたとは・・・珍しい。仕分けの際か、

   慣れないアルバイトの配達で手違いがあったのかもしれませんね。

   再送された年賀状はちゃんと届いたのですか?

美井:姪が携帯メールで無事に届いたことと詫び状が貼付されていたことを知らせて

   くれました。

永 :それは良かった。

美井:別件ですがね、私の妻宛の年賀状がお隣の家に配達されていて、お隣の人がわ

   ざわざ持って来てくださったんですよ。宛先住所がお隣の番地になっていたん

   ですね。通常なら、宛先間違いで返送されるはずですよね。名前が全く違って

   いるのですから。でも、記載通りの住所の家に届いた。その家にいるはずのな

   い名前宛なのに。これも変でしょ。

   さらに、番地が間違って記載されているのに、ちゃんと我が家に届いた年賀状

   が1通あったんですよ。

永 :一体どうなってるんでしょうね。今年の年賀状はミステリー・・・ってとこで

   すかね。

   私も番地の記載ミスをしまして、2通ほど戻ってきたんです。うかつな私の単純

   ミスでしたが、これらの年賀状の住所を訂正して再投函することは可能でしょう

   か?

美井:訂正しただけでは受け付けてもらえませんね。宛先違いで返還されたハガキを送

   る場合には、記載ミスした文字を二重線で消去して、正しく書き直したあと、赤

   字で「再提出」と記入し、50円切手を貼って出さなければいけないそうです。

永 :やはり50円が必要なのですね。でも赤字で「再提出」と書いて出すのは相手に失

   礼ではありませんか?

美井:そうですね。年賀状は諦めて、寒中見舞いを出し直すほうが賢明かもしれません

   よ。

   以前、私は戻ってきた年賀状を封筒に入れて、住所を書き間違えた為に戻ってき

   たことと、自分の近況を詳しく書いた手紙とともに送り直したことがあります。

永 :それが一番いいのかもしれません。ところで、届いた年賀ハガキには消印が押さ

   れていませんよね。一度配達されたものかどうかの判断がつくのかな~。

美井:受け付けた時点で、目に見えないバーコードが印字されるので、判断できるそう

   です。

永 :書き損じのハガキは1枚につき5円を支払うと、新しいハガキに交換できますよね。

美井:ええ、手数料さえ払えば、切手への交換も可能ですね。郵便局に行けば、どんな

   ものと交換できるのかを丁寧に教えてくれますよ。

永 :早速、我が家にある書き損じハガキを郵便局に持って行って交換してこようかな。

美井:書き損じハガキをまとめてユニセフへ送るという活用方法もありますよ。

永 :そんな方法もあるんですか。

美井:余ってしまったお年玉付き年賀ハガキはどうしてますか?懸賞の応募ハガキとし

   て使用している人が結構いらっしゃるようですよ。

永 :それはいい。5枚ほど年賀ハガキが余っているから、たまには懸賞に応募してみ

   ることにしますよ。
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