ショートシナリオの館

ボケに抵抗するため、日常生活の中から思いつくままに書いています。月2回・月曜日の投稿を目指します。

年の瀬に想うこと!

2019-12-30 08:03:40 | 日記


私の住む街には近隣に環境の異なる里山が数ヶ所あり、足が向くまま、気の向くままに里山歩きを楽しんでいます。以前の里山歩きのお供はカメラでしたが、今はビデオカメラです。四季折々の小さな変化の様子を撮影して、NHKの「日本風土記」的なドキュメンタリー番組の作品作りに挑戦しています。将来、病院でのベッド生活になったら、元気だったころの映像を見て、早期現場復帰の心の糧としたいと考えています。

早速、ビデオカメラを片手にお気に入りの散歩道を歩きました。約1時間半のウォーキングで、野ウサギやタヌキそしてキジなどとの遭遇が期待できるコースです。残念ながら彼らには会えませんでしたが、あぜ道で真冬にド根性咲きしていた綺麗なタンポポを見つけました。これまでの里山歩きでの楽しみは、大きな田んぼと広がる里山を見渡せる場所で、ゆっくりと深呼吸をすることでした。しかし、最近は昼でも薄暗い林道の風景が好きになっています。特に樹林の間を抜けた木漏れ日が、歩く道の先々を明るく照らしてくれる情景に心が魅かれます。

突然ですが、早いもので今年も残り二日間だけとなりましたね。最近は「年の瀬」の方が「正月」より大切だと思えています。今年の一年間を無事に過ごせて、年の瀬にまでたどり着けたことに、感じ入るものがあるからだと思いますが、旧知の人たちの訃報が続々と届く時期であることも影響しているのかもしれません。これが年齢を重ねて、人生の終焉を意識している後期高齢者の心の変化の一つなのかもしれませんね。

カレンダーも1枚だけ、日付を追うと年の瀬です。こんな時に里山の中の林道を歩いていたら、「まだ君は必要とされている。ゴールまで歩みを止めるな!」と木漏れ日の陽光が私の歩みを止めさせないように、足元を照らしてくれているように思えたのです。確かに今年も一年間、社会とつながる活動を時に織り交ぜながら、生きながらえることができました。次の目標は来年の年の瀬を無事に迎えることです。今年よりもチョットだけでも、納得度が高い生き方ができたら嬉しいのですが・・・。

今年も一年間、私の拙いブログを読んでいただき心から感謝を申し上げます。

皆さま、良いお年をお迎えください。 


コメント
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