座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

明日は神前結婚式

2021年02月10日 | 神前結婚式

本日も気持ちの良い晴天に恵まれました。

11日は建国記念日。建国をお祝いする日に10時30分より神前結婚式が執り行われます。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、当社に於いて久しぶりの神前結婚式で、また、参道改修後、初めての結婚式となります。

明日挙式をお迎えになられますお二人の門出を祝い、しっかりとご奉仕致します。

以前当社で行われました神前結婚式の様子

尚、御祈祷の方は10時過ぎから11時まで挙式のためお待ち頂きますことご了承下さいます様お願い致します。


椿の花

2021年02月08日 | 境内の様子

この2月は如月(衣更着、きさらぎ)とも呼ばれる一年で最も寒い時期。木々も多くはまだ葉を落としたままの姿ですが、梅の花などは徐々に花を開き始めて春の気配を漂わせています。

その中にあって一足先に彩りを添えているのが椿の花です。

境内、忠魂碑脇の椿

椿は日本原産の樹木で、北は青森から南は九州・南西諸島まで広く自生し各地の「自治体の木」にも採用されています。桜や梅ほどではありませんが園芸種としても尊ばれ、特に茶道において多く用いられているという事です。

葉の形や美しく艶のある緑色は榊の枝葉とよく似たところがありますが、榊ほど生育の早くないせいか神事に用いられるという話はあまり耳にはしませんね。

これから段々と春が深まるにつれ色々な花が咲き加わっていきます。外を歩くには楽しい季節になってきました。


鎮物

2021年02月07日 | 神社知識・作法・歴史

今日は安産戌の日、安産の御祈願にご来社されるご家族様が複数いらっしゃいました。

また、お天気が良かったという事もあり、良いお参り日和になったのではないでしょうか?

さて、当社ではお家を建てる前の゛地鎮祭゛の際に『鎮物』(しずめもの)というものをお渡ししております。

当社の鎮物

この鎮物を土地の中心、若しくは建物の中心に鎮めて頂きます。

当社の鎮物は唐櫃(からひつ)型の焼き物で、稲穂・五色の切麻・護符・南天の葉・威儀物として、真鍮で造った人形・鏡・太刀・小刀・楯・鉾・貨幣が納められております。

稲穂とお米は、土地の神様へのお供えであるのと同時に、稲穂や五穀は地中にあっても何百年の後でもまた芽を出す神秘と食物のご加護に感謝して納めます。

神社の物、一つ一つには意味がございます。今の時代は調べようと思えばすぐに調べられる時代ですので、調べてみると面白い発見があるかもしれません。


絵馬

2021年02月06日 | 神社知識・作法・歴史

神社仏閣でお参りする際に、目に触れる『絵馬』

今年皆様は、絵馬にお願い事を書いて奉納されましたでしょうか?

『おみくじ』は、゛結ぶ゛と表現をしますが、

『絵馬』は、゛奉納する゛と表現をします。

古くは、神様は神馬(しんめ)という馬に乗って人間の世界にいらっしゃると考えられていて、神事に於いては生きた馬を奉納しておりました。

その馬が、土で作られた馬形(うまがた)や、木で作られた板立馬(いただてうま)を奉納されるようになり、さらには馬の絵を描いた板を奉納されるようになったそうです。

今では、馬に限らずその年の干支(今年は牛)の絵が描かれた物でしたり種類が様々になりました。

当社でも、その年の干支の絵馬をご用意をしており、残りも僅かとなりました。

まだ今年書かれてないようでしたら、明日はお天気も良く暖かいそうなので絵馬を奉納されてみてはいかがでしょうか?

因みに、冒頭で神社仏閣と申しましたが、お寺では平安時代に神仏習合の思想が広まり、観世音菩薩も騎乗して示現するとの考えが広まり、お寺でも絵馬を奉納されるようになったそうです。


梅の開花

2021年02月05日 | 境内の様子

今日も暖かく、日向では一枚脱ぐ程の陽気に包まれました。

先日に梅の蕾が膨らんでいる様子をお伝え致しましたが、参道沿いの梅が花を咲かせ始めました。

まだ咲いているのは数輪ですが、今にも咲きそうな白い蕾がいくつも確認する事が出来ました。

この様な境内の様子を見ると、少しづつ春が近づいて来ているのを感じます。


春一番

2021年02月04日 | その他

この所は雨も降ることなく過ごしやすい日が続いております。

そのような中ではありますが、関東地方では春一番が観測されたそうです。

神社では、お昼頃に時折強い風が吹いているように感じた程度のものでした。

春一番と呼ぶには基準があるようで、またその基準も地域によって異なるそうです。

因みに関東地方では、

・立春から春分の間

・日本海に低気圧

・東京で東南東から西南西の風で8.0m/s以上

・前日より気温が高い

といった条件があるそうです。

朝一番の境内

風が吹いた後の境内

今は落ち葉が落ちる季節でなかったので、乱れたりなどは無く安心致しました。

暦の上では春を迎えましたが、これから寒さの本番を迎えます。この様な昨今でもあります。お身体ご自愛頂き、これからの季節みんな一丸となって乗り越えていきましょう。


初午祭

2021年02月03日 | 神社知識・作法・歴史

昨日、お陰様をもちまして節分祭が滞りなく斎行されまして、暦の上では今日から春になります。

また、今日2月3日は各地の稲荷神社では゛初午祭゛(はつうまさい)というお祭りが斎行されています。

この初午祭は、2月の最初の午の日に斎行する祭事ですので、その年により日にちが異なってきます。

この2月の初午に祭事を斎行する由来は、伏見稲荷神社の祭神が稲荷山に降臨したのが和銅4年2月11日(9日の説も)で、その日が初午だったという言い伝えがあったそうです。

当社でも地域の稲荷社を始め、企業様の稲荷社で初午祭を真心を込めて、ご奉仕させていただきました。

皆様のご多幸、ご繁栄を祈念申し上げます。


令和3年節分祭斎行

2021年02月02日 | 神社祭事並びに行事予定

本日午後1時より節分祭を斎行致しました。

本年の節分は新型コロナウイルス感染症拡大を懸念して豆撒き神事は行わず祈願祭のみとなりました。受付の際も対策として、参集殿外でお並び頂き、少人数での受付。また、本殿内は一席を開けて着座頂き御祈祷を執り行いました。

いつもでありましたら、豆撒きの声が境内を響き渡る中でのご奉仕となりますが、今回は静かな境内で祝詞の声しか聞こえない厳かな祭典となりました。

本日御祈祷をお受けになられました皆様方の弥栄とコロナウイルスの早期収束をお祈り申し上げます。

受付は外へお並び頂きました。

席の間隔をあけて着座

御祈祷の結びに宮司より挨拶

参集殿内で御札・破魔矢・干支の置物・一升枡・福豆を授与


令和3年如月1日月次祭斎行

2021年02月01日 | 神社祭事並びに行事予定

本日午前7時より月次祭を斎行致しました。

緊急事態宣言下でのお正月を迎え、三が日はどの神社でも7割近くの方がお詣りを控えておりましたが、1月中に参拝された方がかなり多く見受けられました。

神社界は推奨しておりました分散参拝がご参拝の方々に浸透した形となりました。

2月に入ってすぐに節分を迎えます。

今年は2月2日。124年ぶりの2日だそうで、過去には4日になった年もありました。(1987年が2月4日が節分)

昨年は節分が終わってからの新型コロナウイルス感染症の感染拡大と緊急事態宣言となり、コロナ禍で迎える初めての節分となります。

本年は、豆撒き神事は行わず、御祈祷のみとなりました。

楽しみにしていらっしゃった方も多いかと思いますが、混雑による密を避けるためこのような形となりましたことご理解下さいませ。

一日も早く感染症が収束し元の生活が戻りますようご祈念申し上げております。