座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

言霊

2018年09月28日 | その他

古くから言葉には霊力があり、言葉を唱えることによって霊力が発揮されるという考えがあります。呪文などがそれに当たるかと思われます。

この言霊の考えから、不吉な言葉を使うのを避け他の表現に変える忌詞(いみことば)が使われるようになりました。忌詞は現在でも広く使われております。猿を『エテ公』・するめを『あたりめ』と言い換えられたりしております。猿は「去る」をスルが「摺る」を連想されるので、反対の良い意味の言葉「得て」・「当り」と言い換えています。

最近だとお見舞いの際にシクラメンなどの贈り物は死や苦の音が入っている為避けられます。縁起の悪い言葉は避け、あるいは縁起の良い言葉好んで使うことは現代でも深く根付いているものだと思います。

普段の生活を見渡すと意外と様々なところに使われています。言葉・発言などにも気を置いてみると、日々の生活に新たな発見があるかもしれません。

 

今週も本殿の清掃を行いました


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