座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

神事で用いるさかきの違い

2018年03月09日 | その他

神奈川県の中央部は昨日夜半から明け方にかけてかなりの雨量を計測しました。

座間市の隣、海老名では昨日から本日明け方までに200ミリを越える大雨になり一部交通機関に不通など影響がでました。

午前8時頃までには雨も小やみになり風も徐々に収まってきました。

そのようななか明日は大安。御祈願や地鎮祭など多数予想されていますので大麻や玉串などの準備を行っています。

榊には二種類ありヒサカキ(別名やまさかき)とサカキ(別名まさかき)があります。

こちらがヒサカキです。

生花店などで神棚用として販売されている榊は殆どがヒサカキです。

ヒサカキは葉の周りにギザギザがあるのが特徴です。

こちらはさかき(別名真榊)です。

当社では、こちらの方を祭事に用いています。

こちらは葉自体が丸く葉の周りはすっきりしています。

当社ではサカキを祭事に用いるため境内にて栽培しています。

ヒサカキは比較的どの地域でも自生していることが多いので広く用いられているものだと思います。

どちらを用いても特に差し支えはありませんが、神社へご参拝の際にはこのようなものにも目を向けてみては如何でしょうか。


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