明日の15日は月次祭の日、また大安吉日のため地鎮祭のお約束を多くいただいている日でもあります。
境内の清掃・紙垂の張り替えに加え、今日は明日以降のお祭りの準備を行いました。
この時期特に気を遣うのが、榊の枝で作る大麻(おおぬさ)と玉串(たまぐし)の準備です。
大麻はお祓いをする為の神具として、玉串は参列者の皆様にお供えしていただくものとして用意します。 明日のようにまとまった数のお約束があると、写真のように沢山の枝を切り出して準備する事になります。
また今はちょうど若葉の季節で、新しい葉は採ってすぐに萎れてしまうため、使うときは残念ながら若葉を取り去ってしまわなければなりません。
とはいえ毎回これほどの枝を採っても大丈夫なのは、境内に榊が充分植わっているからです。
話によると、以前の神主の方々が挿し木で榊を沢山増やしてくれたとか。 それがなければお祭り全ての榊を自力で賄うことはできなかったかもしれません。 先輩方には感謝しなければいけませんね。