今日3月3日は雛祭り。
女の子がいるご家庭では雛人形を飾り、桃の花を添えて成長を祈念される事と思います。
3月3日の桃の花や5月5日の菖蒲などは昔から厄落としの道具として使用されたといわれています。
神話でも桃の実は災いを祓う物として書かれており、又桃の花で厄を落とした後に花を川に流したとされています。
本日ご奉仕させていただく白髪弁財天の御祭神、弁財天は市杵島姫命とも言われ、神仏習合の名残でそれぞれの謂われなど少しずつ違いがあるようです。
いずれも女神と言われ、3月3日のこの日に祭典が行われるというのも女の子の節句といわれる所以なのかもしれません。
午前10時30分より斎行された例祭は、なんと50年ぶり位の雨の日の例祭となりました。
地域の方が早朝よりテントなどを準備してくれていました。
神饌の毎年御準備いただきます。
宮司祝詞奏上
参列される方は毎年25名程
神酒拝戴
白髪弁財天は、座間から藤沢にかけて流れる目久尻川の源流のひとつにお祀りされています。
今はもうその湧水は涸れてしまいましたが、弁財天はその名残となっています。
ご参列の方々は子供の頃この湧水から流れる目久尻川で遊んだ記憶のある最後の方たちなのかもしれませんね。