千日前のユニバース横丁にあるスパイスカレー「ローダウン」にて、週替わり3種のカレー、700円。本日は、チキンカレー、ベジタブルキーマカレー、ひよこ豆のカレーの3種類。
夜はバー「ヨーヨー」として営業しているお店を昼間だけ間借りして営業しているという、最近流行のスタイルのお店。お店のあるユニバース横丁は、なんばや日本橋の繁華街にも近く、人通りも多くて、こうしたスタイルでお店を出すにはうってつけの場所なんだろう。
お店は5人も入ればギュウギュウという狭さで、カウンターのみの立ち食いスタイル。それでいて、どこか居心地の良さもある。メニューは無く、週替わり3種のカレーのみで、大盛りにできるだけ、ドリンクもラッシーのみ。厨房も手狭なようだが、狭いスペースでカレーを温め、盛り付けている様子が、カウンターからもよく見える。
カレーは、最近関西でよく見る、スパイスが前面に出ているサラっとしたインド風。見た目にも鮮やかで食欲をそそる。口あたりの辛さはそれほどでもないが、食べ進めていくと、じわじわと身体があたたくなってゆくような辛さを感じてくる。ひよこ豆のカレーは優しい甘味が、チキンカレーやベジタブルキーマはそれぞれの旨みが感じられ、どれも丁寧に作られているのがわかる。だんだん3種のカレーが混じり合ってくると、それがまた奥深い複雑な味わいになってくるのも美味。
1日20食限定という制約がある上に、スペースの関係上、時間もかかってしまうが、700円というコストパフォーマンスも含めて、ぜひ味わってほしい一皿だ。
スパイスカレー「ローダウン」(日本橋、なんば、大阪難波)
大阪府大阪市中央区千日前2-3-16 ユニバース横丁 Barヨーヨー
11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
080-4240-5825
不定休
★★★★
大阪は京橋の商店街にあるカレー屋さん「Hisakarry」にて、チキンカレー、680円。
大阪はどこも商店街に活気があって歩くのも楽しいが、特に鶴橋や京橋など、大阪環状線のターミナル駅の商店街のエネルギーはすごい。たこ焼き、ラーメン、お好み焼き、うどん……数々に誘惑に負けそうになるのをこらえて、人通りの多い商店街をどんどん奥に進んでゆく。
喧騒も少し落ち着いたかというところで現れるカレーの看板。
(詳細は後日)
「Hisakarry(ヒサカリー)」(京橋)
大阪府大阪市都島区都島南通2-5-20
06-6929-6669
11:00~翌7:00
不定休
★★☆
寺田町の駅から10分ほど、商店街も通り過ぎるはずれの住宅地の中にあるカレー店「カレーちゃん家」にて、チキンカレーとキーマカレーのあいがけカレー、800円。
アーケード街からも一本外れる、本当に隠れ家みたいなスポットに佇む、一見、古民家にしか見えない建物の扉を開けると、そこに広がる異空間。中はカウンターとテーブル、8人も入ればいっぱいになってしまうような小さなスペースだが、アジアン系の雑貨やTシャツ、さらにDJシステムなども並ぶ。
実際にインドを旅して、現地のスパイス使いを習得したというカレーは、複雑なスパイスが、素材の味を丁寧に丁寧に引き出しており、繊細でクオリティは高い。付け合わせのピクルスなども丁寧に作られており、満足度の高い一皿だ。
「カレーちゃん家」(寺田町)
大阪府大阪市生野区林寺1-5-33
火~土:12:00~15:00(L.O.14:30)、18:00~23:00L.O.
日曜日:12:00~18:00
定休日:月曜日、イベント等出店の際は不定休
http://currychan.web.fc2.com/index.html
★★★★
大阪は天満橋にある辛口料理「スズメバチ」にて、スズメバチカレー、900円。
メニューは基本的に、激辛の「スズメバチカレー」と、辛さを抑えた「ミツバチカレー」の2種類のみ。玉子やチーズなどのトッピングメニューもあり。
待ち時間もほとんどなくカレーが到着。
牛肉がいくつかコロコロと入っている他は、ご飯とカレーソースのみというシンプルなカレー。赤みをおびたカレーソースは、それだけで辛さを思わせる。
一口含むと、口当たりこそ酸味と甘みがあるものの、すぐさまガツンと大きな辛味がやってくる。かなり痺れる辛さだが、爽やかな酸味も立っており、スッキリとした味わいで、後味はさっぱりとしていてスプーンが進む。
テーブルにある付け合わせのニンジンのピクルスで時折舌を休ませつつ、辛さの中の美味しさを味わうカレーだ。激辛好きなら一度食べておきたい。
「辛口料理スズメバチ」大阪天満本店(南森町、大阪天満宮、天満橋)
大阪市北区天神橋2-2-2 永井ビル1F
06-6354-7200
12:00~14:30、18:00~21:00(ルー無くなり次第終了)
不定休
http://hachicurry.sakura.ne.jp/
★★★
西大橋駅近くにある「yobareya」にて、アボカドチーズカレー、900円。
落ち着いた住宅地ながら、あちらこちらにカレー屋さんが点在する隠れ激戦区のこの界隈にあって、特に女性客に人気の珍しいカレーを出すお店があるというので行ってみました。
スパイスとハーブを使用したオーガニックカレーが中心のこちらのお店は、なんといっても目を引くのが真っ白いカレー。
ココナッツとチーズを使った、なんとも見た目鮮やかな白いカレーは、ココナッツミルクの甘味がほのかに、濃厚なチーズの風味が前へ来ている。エスニックハーブベースと銘打っているが、スパイス感はそれほどでもなく、どちらかと言えばシチュー、ドリア、リゾットなどに近いような気もする。とろけるアボカドの食感は絶妙だ。
他にも、辛いスパイスベースのキーマカレーもあり、次回はそちらもぜひ試してみたいところ。
「yobareya(ヨバレヤ)」(西大橋、四ツ橋)
大阪府大阪市西区新町1-31-3
06-6543-7008
12:00〜21:00 (L.O 20:30)
定休日:水曜日
http://yobareya.com/
★★☆
京橋にあるカレースタンド「ヨツバカリー」にて、とりからカリー、780円。
大阪市内に何店舗かを擁するチェーン店のようだ。
やや甘めの、ドロッとしたスタンダードなスタンドカレーで、カツやソーセージなど、トッピングメニューも多数。
「ヨツバカリー」
大阪府大阪市都島区東野田3-12-4 京橋大野ビル
06-6881-5959
11:00~24:00
年中無休
★★☆
ひそかにカレー激戦区となりつつある大阪は北浜界隈にある、和風カレー「和レー」を標榜するお店「丁子」にて、激辛チキンキーマと麻辣キーマのあいがけカレー、800円。
(詳細は後日)
和レー屋「丁子(ちょうじ)」(北浜、なにわ橋、天満橋)
大阪府大阪市中央区東高麗橋5-3 双葉ビル2F
06-6941-2006
月~金:11:30~15:00
★★★
カレー、ラーメンの他にも、焼肉、すし、たこ焼き、うどん、そして沢山の居酒屋と、無数の飲食店が立ち並ぶ歓楽街・京橋にて、商店街の小さなラーメン屋さんにカレーの文字を発見。こってり背脂カレーそば、730円。
中華そば、という冠が懐かしい、シンプルな感じの細麺に、こってり系の豚骨ベースのカレースープが良く絡む。カレースープは、どちらかと言うと、カレー粉っぽさを感じるシンプルな風味だが、ベースの旨みがしっかりとあって後をひく。柔らかいチャーシューと玉ねぎ、青ねぎという具材もベストマッチ。
中華そば「花京」京橋店(京橋)
大阪府大阪市都島区東野田町3-10-4
06-6353-6620
月~土:11:00~翌日7:00
定休日:日曜日
★★★
梅田のHEPナビオにあるカレーレストラン「ブルーノ」にて、焼き野菜カレー、1280円。
(詳細は後日)
カレーレストラン「ブルーノ(Bruno)」(梅田、大阪)
大阪府大阪市北区角田町7-10 HEP NAVIO 7F
050-5890-9617
11:00~22:30(L.O.21:30)
定休日:HEP NAVIOに準ずる
http://www.ug-gu.co.jp/restaurant/bruno/bruno.html
★★★