Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

春のお味三昧

2010-04-20 23:46:16 | グルメ

数日前に続き、またどっさり重い<蕗・ふき>と帰る。
今日はデイケアのご利用者様からいただいた「うちの自慢の蕗」。




仕事場の裏山の蕗と筍を薄味で煮たばかりだったので、今度は濃い目の味付けで食べようと <甘辛煮> に。
下ゆでは圧力鍋を使う。洗って適当な大きさに切ったら、スジもとらずにそのままお鍋にいれる。沸騰と同時に火を消し、圧力がぬけたら水にとり、あく抜き。何度もお水をかえるほどのあくの強さ、でもそれが自慢の美味しさらしい。ごま油で軽く炒め、だし+お醤油+砂糖+みりん+お酒+たかのつめを加え、じっくり弱火で煮詰める。

たくさんできたので、いつも私の手料理を楽しみにしてくれるリハビリテーション科の同僚PT(理学療法士)のA先生、B先生、C先生とデイケアスタッフDさんにもおすそ分け。

昔は農村だった横浜市港北区の地域では、今でも細々農業を続けている家も多い。私が毎日お付き合いしているデイケアに通うおじいちゃま&おばあちゃま世代は、「畑で鍛えたよ」の方々。世代がかわり本業は農業ではないけれど、自家野菜は作っている家はまだまだ多いらしい。「先生、食べてね」といただくお野菜は、気持ちがこもっていて本当に美味しい。