「国境なき医師団」が伝える「地獄のような」ガザの惨状
「地面に横たわる手術患者」「避難に疲れ戻る人も」活動続けるMSF看護師が語る人びとの今
病院は人の波——場所がなく地面に横たわる患者
2日前、ガザ地区中心部のアル・シファ病院に医薬品を届けました。病院までの移動はとても大変でした。さらに病院内は、ここなら安全と思い逃げ込んできた大勢の人びとであふれ、中を歩くのも大変で時間がかかりました。
病院に収容された負傷者の大半は重傷です。院内には多数の患者を受け入れる十分なスペースがなく、手術が必要な人も地面に横たわっている状態です。
避難先から戻ってくる人も
ガザには安全な場所はないので、私は家族と共に自宅に留まることしました。親類の大半は、ガザの中心部や南部に移動することを決めました。
先に南部に移動した人びとの多くはホームレスとなり苦しい思いをしたため、再び自宅に戻りつつあります。南部でも水も電気がなく、人びとは非常に緊迫した状況にあります。
「負傷者が数時間以内に命を落とす危険性が」——深刻化する医療・人道状況の今は
ガザ「負傷者が数時間以内に命を落とす危険性が」——深刻化する医療・人道状況の今は | 活動ニュース | 国境なき医師団
(日テレニュースより)
日本でも「即時停戦」求めるデモ ガザ地区への“地上侵攻”迫る 治療にあたる医師「90%以上が女性や子ども」
20日午後3時すぎ、東京・千代田区のイスラエル大使館前で即時停戦を求めるデモが行われました。
「戦争やめろ! 戦争やめろ!」
日本でも抗議の声が高まり始めています。
パレスチナ保健省によると、19日午後5時時点のガザ地区の被害は、これまでに死者3700人以上、負傷者1万2000人以上とされています。
「ここに安全な所なんてありません。一言では表せないほど想像を絶しています」
「私たちが治療しているのは、90%以上が女性や子どもたちです。前の患者と同じ医療機器を使って、次の患者を治療しています。善良な市民をターゲットにするな。いったい何をしたというんだ」
ガザのギリシャ正教教会、イスラエルが空爆 16人死亡か
パレスチナ自治区ガザにあるギリシャ正教の教会が夜間にイスラエル軍に空爆された。パレスチナ保健当局は、キリスト教徒のパレスチナ人16人が死亡したと発表した。
教会にはイスラエルの攻撃から逃れるために少なくとも500人のイスラム教徒とキリスト教徒が避難していた。
いまガザで被害を受けているのは一般市民、つまり子どもたちや女性です。弱い立場に置かれた人たちです。 逃げろと言われても、封鎖されたガザの中では逃げる場所がない、路上をさまようしかないのです。
安全な場所はどこにもありません。ここでは爆撃やミサイルは常に隣り合わせです。 無差別な暴力、衝撃的な規模の暴力が目の前で起きています。
安全であるはずの病院は、絶対に守られなくてはなりません。医療施設は攻撃してはならないという国際人道法が全く守られないことに憤りを感じます。
(テレ朝ニュースより)
ワシントンで反イスラエルデモ 非難の矛先バイデン政権にも
イスラエルによるガザ地区への地上侵攻が近いとみられるなか、アメリカでは反イスラエルデモが行われました。非難の矛先はバイデン政権にも向けられています。
ガザ地区出身の女性:「私は多くのものを失った。バイデンのせいだ。ガザの人々を殺せば安全がもたらされると考えているのなら、そんなことは決して起こらない。生き残った者がパレスチナのために再び戦うことになる。こんなことは続けられない」
(テレ東BIZのニュースより)
ロンドンで10万人が参加 パレスチナ支持の大規模デモ
ロンドンの中心部ではパレスチナを支持する大規模なデモ行進が行われました。パレスチナの旗を手に行進する人々。その多くはパレスチナを解放するよう求めていて、イスラエルを厳しく非難する声も少なくありません。また、スナク首相やイスラエルのネタニヤフ首相、アメリカのバイデン大統領を「戦争犯罪者」だと糾弾するプラカードも見られます。デモの参加者は地元警察の推計で10万人に上るということです。
(テレ朝ニュース)
タイ・バンコクで反イスラエル抗議デモ“パレスチナに自由を”
イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への地上侵攻が近く始まるとみられるなか、タイの首都バンコクでイスラエルに反対する市民らによるデモが行われました。
デモに参加した人たちはプラカードを掲げ、イスラエルに対してガザ地区へ侵攻しないことなどを求めました。
一方、タイの外務省によりますと、イスラム組織「ハマス」がイスラエルを襲撃して以降、30人のタイ人が死亡し、16人がけがをしていて、今も19人が人質になっています。
(Mashupのニュース)
アメリカ人の3分の2 政府はガザの停戦求めるべき、世論調査
リベラル系のシンクタンク、Data for Progressが行った世論調査では、米国の有権者の約3分の2はガザにおけるイスラエルとハマスの戦争について停戦を求めるべきと考えていることがわかった。
「米国はガザにおける停戦と暴力の緩和を呼びかけ、イスラエルとの緊密な外交関係を利用してさらなる暴力と民間人の犠牲を防ぐべき」との問いに対して、66%が同意する、25%が反対すると答えた。
(共同通信の記事より)
「一刻も早い停戦を」と集会 イスラエル在日大使館近くで
【速報】「一刻も早い停戦を」と集会 イスラエル在日大使館近くで | 共同通信VIDEO
イスラエル軍とパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘が続く中、東京都千代田区の在日イスラエル大使館周辺に21日、市民ら100人以上が集まり、一刻も早い停戦を訴えた。「パレスチナに平和を」「軍事侵攻やめろ」と書かれた横断幕を掲げ「人を殺すな」とシュプレヒコールを上げた。
(JIJI.COMの記事より)
イスラエルに厳しい非難 ガザ緊張緩和目指す―エジプトで「平和サミット」
ヨルダンのアブドラ国王は、イスラエルによる「戦争犯罪」を糾弾した。南アフリカのラマポーザ大統領らもイスラエルの対パレスチナ政策を批判した。会議を呼び掛けたエジプトのシシ大統領はガザで深刻化する人道状況を憂慮し、「危機解決に向けたロードマップ」策定への意欲を示した。
サウジアラビアのファイサル外相は、イスラエルによるガザでの住民退避通告の関連で、「パレスチナ人の強制移住の試みを全て拒否する」と述べた。国連のグテレス事務総長は、ガザ住民に支援物資を届けるための「人道停戦」を提唱した。
会議にはアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領や欧州連合(EU)のミシェル大統領らも参加。日本からは上川陽子外相が出席した。ロイター通信によると、ガザで軍事作戦を続けるイスラエルに強い影響力を持つ米国は、駐エジプト臨時代理大使の出席にとどめた。
(Asagei newsの記事より)
欧米で社会不安を加速!世界に広がる「反イスラエル」の大波とは
イスラエル軍による空爆を受け、深刻な人道被害が懸念される中、世界の主要都市では停戦デモが多発している。
イスラエル最大の支援国であるアメリカの首都ワシントンでは18日、連邦議会の事務所が入るビルの中で、停戦を求める抗議デモが行われた。また、ユダヤ系の平和活動団体も、連邦議会で座り込みを行っていることを公表した。国際ジャーナリストが言う。
「このデモの中には多くのユダヤ人と、ユダヤ教の指導者も含まれているといいます。現地報道によれば、彼らの主張は『ユダヤ人は即時停戦を求めている』『ユダヤ人の名の下に戦争をしないで欲しい』というもの。アメリカこそ強く停戦を求めるべきだと訴えています」
そして、ヨーロッパにも「反イスラエル」デモによる急速な社会不安が広がっている。
「イギリスのロンドンでは14日、市内中心部にあるBBC本社から首相官邸までの通りで、大規模デモが起こり7人の逮捕者が出ています。また、ナチスによるユダヤ人虐殺で反イスラエル運動には敏感なドイツでも、パレスチナを支援するデモが禁止される中、15日にはベルリンで3500人規模のデモが行われ、西部の都市ボンにあるユダヤ教徒の会堂では、イスラエル国旗が燃やされる事件も発生。反イスラエルの波が大きくなりつつあるようです」(通信社記者)
また、フランス政府は12日、パレスチナを支持するデモを禁止。ルールを破った外国人は、即刻国外退去処分にすると発表したが、首都パリではこの日、「イスラエルは殺人者だ」などと叫ぶ数千人によるデモが起こり、広場に集まった3000人に対し、警察が放水車で放水するなどして、10人の逮捕者が出る騒ぎになったという。
人質家族らは「停戦して解放」を求め、ネタニヤフ政権に抗議デモ
(バンキシャ!の報道より)
ハマスの人質の友人や家族はテルアビブ中心部で抗議し、政府と国際社会に彼らの愛する人を家に連れて帰るためのより大きな努力を要求した。
ユダヤ人票獲得とアメリカ軍需産業(軍産複合体)の利益のためにしか動かない「血塗られた」大統領バイデン氏
(東京新聞の記事)
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