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全世界に広がる「イスラエルはガザでの大虐殺やめろ!」の声。そしてイスラエルの思想「シオニズム」とは何か?

2023-10-16 15:51:12 | パレスチナ

(動画)

世界各地に「イスラエルの民族浄化(ジェノサイド)許すな。パレスチナを守れ」の声

(時事通信の記事)

「民族浄化に相当」 ガザ侵攻に警告―国連専門家

「民族浄化に相当」 ガザ侵攻に警告―国連専門家:時事ドットコム

「民族浄化に相当」 ガザ侵攻に警告―国連専門家:時事ドットコム

【ベルリン時事】国連人権理事会の専門家は14日、イスラエル軍が準備しているパレスチナ自治区ガザへの侵攻を「自衛の名の下に、(パレスチナ人に対する)民族浄化に等し...

時事ドットコム

 

国連人権理事会の専門家は14日、イスラエル軍が準備しているパレスチナ自治区ガザへの侵攻を「自衛の名の下に、(パレスチナ人に対する)民族浄化に等しいことを正当化しようとしている」と強く警告した。また、各国に対し、即時停戦に向けた努力が必要だと呼び掛けた。パレスチナの人権状況を調査している特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ氏が声明を発表した。
同氏は、1948年のイスラエル建国に際し、70万人以上のパレスチナ人が家を追われた「ナクバ(大惨事)」が再現される可能性があると指摘。「国際社会はこうしたことが繰り返されないよう、あらゆる手を尽くさなければならない」と訴えた。

映画「ナクバ」

(TBS NEWS DIGより)

「子どもたちを殺すのはやめてください」在日パレスチナ人ら 東京・新宿でイスラエルへの抗議集会

「子どもたちを殺すのはやめてください」在日パレスチナ人ら 東京・新宿でイスラエルへの抗議集会 | TBS NEWS DIG

「子どもたちを殺すのはやめてください」在日パレスチナ人ら 東京・新宿でイスラエルへの抗議集会 | TBS NEWS DIG

イスラエルによる大規模攻撃の警告に緊張が高まるなか、東京・新宿では、在日パレスチナ人らによる集会が開かれました。新宿駅前の広場ではきょう午後1時半ごろ、イスラエル...

TBS NEWS DIG

 

新宿駅前の広場ではきょう午後1時半ごろ、イスラエルによるガザ空爆に抗議し、パレスチナを支持する集会が開かれ、在日パレスチナ人や日本人らおよそ200人が参加しました。

パレスチナ人女性(21)
「ガザの親戚も連絡が取れないので、心配しています。子どもたちを殺すのはやめてください。土地を占領するのはやめてください」

イスラエル、ガザ攻撃で白リン弾使用か

(時事通信の記事より)

ガザ攻撃で白リン弾使用か 人権団体主張、イスラエルは否定(時事通信) - Yahoo!ニュース

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は12日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザなどでの軍事作戦に際し、非人道兵器とされる白リン弾を使用したと主張した。

M825A1白リン弾:2023年10月11日レバノン国境、イスラエル軍

なぜイスラエルはパレスチナ人を抹殺しようとするのか?イスラエルという国をつくったシオニズムは、ナチズムと同じ「選民思想」「民族浄化(ジェノサイド)」の思想

ナチスがユダヤ人にやったのと同じひどいことを、なぜイスラエルはパレスチナ人に対してやっているのか?と疑問を持つ人も多いようです。

これを理解するには、イスラエルを建国したシオニストたちの思想を知る必要があります。

実は「パレスチナ人を武力で追い出して、ユダヤ人の国をつくる」という思想「シオニズム」は、戦前ユダヤ人の中では少数派でした。世界中にちらばったユダヤ人の多くは、むしろ、自分たちが今住んでいる、それぞれの国での安定した生活を望んでいました。

シオニズム(ヘブライ語: ציונות‎, ツィオノート)は「(エルサレムにある)ツィオンの丘に帰ろう」とパレスチナへの帰還(そこに住んでいたパレスチナ人は暴力的に排除)を主張する思想

ユダヤ人を追い出そうとするナチスと、パレスチナにユダヤ人を送り込もうとするシオニストたちは利害が一致し、1933年「ハーヴァラ協定:ヘブライ語ではהֶסְכֵּםהַעֲבָרָה ヘスケム(協定)ハーヴァラ(移送)」を結び、パレスチナにユダヤ人を送り込むことにした。

つまりイスラエルを建国した極右シオニストとナチスは当初手をにぎっていたのです。

ところがナチスが政権を取るとユダヤ人への弾圧が強まり、少数派だったシオニズムの「パレスチナ帰還運動」に勢いを与えることになった。

シオニストにはいくつかの潮流があった。(NHK出版「人類史上最もやっかいな問題 イスラエル」参照)

労働シオニスト:集団農場(キブツ)を創設し、ユダヤ人国家における社会主義社会の実現を提唱

修正主義シオニスト:領土拡張という戦闘的な福音を説いた。大イスラエル(聖書に記されたイスラエル王国=現在のイスラエル全土、ヨルダン川西岸とガザ地区、レバノンの一部、および現在のヨルダン全土)を力ずくでユダヤ人のものにすることを主張。修正主義シオニズムの創始者であるゼエヴ・ジャボティンスキーは「鉄の壁」という論文で「パレスチナ人を鉄の壁に叩きつけて服従させねばならない」と主張。
しかし、それでも今のネタニヤフ政権のようにパレスチナ人を絶滅しようとするのではなく、「服従させる」という主張だった

宗教シオニスト極右的、神秘的、民族主義的。パレスチナ人の家を暴力で破壊し、追い出し、そこにユダヤ人が入植する、という入植運動を推進。現在のイスラエルで最も強力で影響力のある集団

文化シオニスト:アラブ人との共存を主張するが、政治に参加することはほとんどない。

もはや常軌を逸したネタニヤフ首相

「血まみれの怪物(パレスチナ人?)を根絶やしに」と狂気の発言

(TBS NEWS DIG)

「血まみれの怪物を根絶やしにする準備できている」イスラエルのネタニヤフ首相 大規模侵攻を示唆 | TBS NEWS DIG

「血まみれの怪物を根絶やしにする準備できている」イスラエルのネタニヤフ首相 大規模侵攻を示唆 | TBS NEWS DIG

10日目に入ったイスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突。イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスを「根絶やしにする」と述べ、ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザへの...

TBS NEWS DIG

 

人質を見殺しにするのか!人質の家族がイスラエル政府を批判

(ANNニュース)

人質の家族はイスラエル政府を批判 155人の解放進まず

人質の家族はイスラエル政府を批判 155人の解放進まず

 ハマスに連れ去られた人質は少なくとも155人とされていますが、人質の家族らからはイスラエル政府が解放に向けた交渉に本腰を入れていないという批判が上がっています。...

テレ朝news

 

イスラエルには「反シオニズム」のユダヤ人コミュニティもある

そして現在ユダヤ国内には「反シオニズム」を掲げるユダヤ人コミュニティがあるが、ネタニヤフ政権から弾圧されている。
シオニスト国家イスラエルというとナチスドイツを思い出します。 シオニストはエルサレムの反シオニスト地区メア・シェアリムでユダヤ人を弾圧している。 ナチスがゲットーを襲撃したのと同じように、シオニスト警察は絶えずユダヤ人居住区を襲撃し、ユダヤ人に暴力を加えています。 イスラエル警察はエルサレムのメア・シェアリムのユダヤ人地区を定期的に襲撃し、ユダヤ人を拘束している。
これが真のユダヤ人の意志です。 私たちは最後までパレスチナ人民に寄り添います

イスラエル警察は、ベイス・シェメシュで反シオニストのユダヤ人らによるデモ中に障がい者と高齢のラビを道路の真ん中に引きずり出し、義足を外した。 シオニストは絶えずユダヤ人を攻撃しています。イスラエルではユダヤ人コミュニティが抑圧と暴力にさらされています。

(高橋和夫さんのお話)

イスラエルはやりたい放題でアメリカに守られてきた

「イスラエルはやりたい放題でアメリカに守られてきたんです」国際政治学者が説明するイスラエルの問題点 | 文化放送

「イスラエルはやりたい放題でアメリカに守られてきたんです」国際政治学者が説明するイスラエルの問題点 | 文化放送

国際政治学者の高橋和夫さんが10月16日の大竹まことゴールデンラジオに出演。パレスチナとイスラエル問題についてお話を伺った。

文化放送

 

(宮田律さんのFacebook投稿)

小野寺五典元防衛相は15日、パレスチナの武装組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を日本政府が「テロ」と形容して非難した時期が遅かったと述べた。小野寺氏は「数日たっていたのは国際社会の見方からすると遅い発言かなと思う」と述べた。この場合の「国際社会」は「欧米社会」と置き換えたほうが適切だ。ハマスの攻撃を「テロ」と見なすのはイスラエルと、イスラエルに絶対的な支持を与えるアメリカや、その一部のヨーロッパ同盟国だけだ。アラブ・イスラム諸国でハマスの攻撃はテロと見なされず、日ごろのイスラエルによるパレスチナ人に対する暴力の行使のほうが重大なテロと考えられているだろう。
 日本政府首脳はイスラム世界の武装集団の暴力については「テロ」という言葉をしきりに使うが、同盟国である米国やイスラエルの武力の行使(=暴力)については「テロ」という言葉を使うことがない。
 ハマスの暴力をもたらしたのは、イスラエルが国際法を守らず占領を継続し、占領地で入植地を拡大することや、裁判もなく、パレスチナ市民を殺害したりすることが背景にある。イスラエルがパレスチナ人との共存を考え、そのための措置を真摯にとっていれば、大勢のパレスチナ人の命は失われることがなかっただろう。ABCの記事(10月15日付)によれば、2008年以降、イスラエル軍によって殺害されたパレスチナ人は6400人に及び、それに対してイスラエル人の犠牲者は300人だ。暴力はまったく肯定されるものではないが、ハマスの攻撃に米国など欧米諸国に同調するように、「テロ」という言葉を容易に用い、欧米やイスラエルの軍事行動を「テロ」と形容しない日本政府の姿勢はイスラム世界、ムスリムの人々から好感をまったくもたれないだろう。
 本来、イスラムという宗教ではテロはまったく容認されない。『コーラン(クルアーン)』第6章151節には「アッラーが神聖化された生命を,権利のため以外には殺害してはならない。第2章・256節では「宗教には強制があってはならぬ」説かれる。
 第2章190節には「戦いを挑む者があれば,アッラーの道のために戦え。だが侵略的であってはならない。本当にアッラーは、侵略者を愛さない。」とある。
 また第2代カリフ(預言者ムハンマドの後継者)アブー・バクル(573~634年)に関するハディース(伝承)には彼が「女性、子供、老人、病人を殺してならぬ」と語ったというものがある。
 テロリズムに相当するアラビア語の言葉は「ヒラーバhirabah(人間社会に対する不法な戦争)」と言い、スペインのイスラム法学者であるイブン・アブドゥル・バッル(1070年没)は、「ヒラーバとは人間の自由な移動を妨げ、旅人に危害をもたらし、腐敗を普及させ、また人を殺害したりすることである」と規定した。イスラムでは神の啓示を信じ、同じ聖典をもつキリスト教徒やユダヤ教徒の生命・財産の安全を保障しなければならないと説く。
 イスラエルは、イスラエル軍・警察などを攻撃するパレスチナ人を一様に「テロリスト」としているが、10月7日にハマスの攻撃があって以来、イスラエル軍の空爆で殺害されたガザのパレスチナの子どもたちの犠牲は724人に及ぶ。
(724 Palestinian children killed in Gaza as Israel targets civilians | Defense for Children Palestine )
 子供たちがイスラエルの安全にとって脅威ではないことは明らかで、かりに子供たちを守るためにパレスチナ人が暴力を行使したとしてもそれは自衛であってテロではない。占領地で武力に訴えるイスラエル軍・警察のふるまいはウクライナに侵攻したロシア軍と本質的に変わりなく、占領軍に対する抵抗は自衛権の行使と言える。本来は守られるべきパレスチナの子供たちが殺害されることにも、日本の政治家たちは関心をもち、非難しなければ、公平ではないことは言うまでもない。

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