岩手県で、仕事上のミスを隠ぺいするため、ツジツマ合わせのニセの文書を作った職員が「停職2カ月」の処分を受けた、という事件が全国ニュースでネットに流れています。
➀停職2カ月の処分
➁改ざんした書類の内容を記者会見で説明
➂謝罪の記者会見を行い、幹部が深々とおじぎした
そうです。
この岩手県の事件は「個人的なミスの隠ぺい」ですが、
「組織ぐるみの隠ぺい」が疑われている
習志野市では、契約も結ばず特定業者に仕事を回し、後でツジツマ合わせで金額を「水増し」した書類(ニセの契約書や伝票)を作成した「違法行為」(宮本市長は今回の事件をそう呼んでいる!)を行なったのに、
➀軽すぎる処分(戒告や給料1カ月だけ少し減額)
➁「どういった書類の改ざんが行なわれたか?は一切秘密」
➂謝罪の記者会見も行わず、メディアに「FAX1枚で知らせただけ」
ということが明らかになっています。
この宮本市長のやり方に「市民もメディアもバカにしている」と批判の声が寄せられています。
文書偽造や虚偽公文書作成は、国の「懲戒処分の指針」によれば「免職または停職」となっていますが、習志野市はこの指針を無視しているようです。虚偽文書作成が如何に重大な「違法行為」であり、行政への信頼を失わせるのか、全く認識していないようです。
同じ役所なのに、岩手県と習志野市ではなぜこうも違うのか?業者とのゆ着による組織的な違法行為か?が、改めて問題になりそうです。
(岩手めんこいテレビ)
小学校男性職員 停職2カ月 文書偽造と不適切な事務処理で懲戒処分<岩手県>
岩手県教育委員会は10月30日、県内の小学校に勤務する20代の男性職員が、文書の偽造や不適切な事務処理をしたとして、停職2カ月の懲戒処分にしました。
30日付で停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、盛岡教育事務所管内の小学校に勤務する20代の主事級の男性職員です。
県教委によりますと、男性職員は2023年4月から6月までの間、児童の給食費の口座引き落としのため保護者から受け取った自動払込利用申込書1件分を、校内で紛失しました。
男性職員は、紛失したことを隠ぺいするため、架空の口座番号などを記入した申込書を偽造したということです。 また、この職員は2021年4月から2023年6月までの間、学校の印刷代やガソリン代などの契約であわせて24件、総額33万円あまりの支払い遅延を発生させています。
(テレビ岩手ニュース)
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