エスカレートする一方のウクライナ戦争、このまま突き進めば本当に第三次世界大戦になってしまう、いや、もう足を半分つっこんでしまっている、とも言われています。
ウクライナにイギリス軍派遣を検討 英国防相
イギリスのシャップス国防相は、ウクライナにイギリス軍を派遣することを検討していると明らかにしました。
シャップス国防相は、イギリスの「テレグラフ」紙のインタビューでイギリス陸軍をウクライナに派遣し現在、イギリス国内などで行っているウクライナ兵の訓練を現地で実施する可能性を示唆しました。また、黒海でロシア軍の攻撃からウクライナの商船などを守るためにイギリス海軍がどのような役割を果たせるかゼレンスキー大統領と協議したことを明らかにしました。
NATO(=北大西洋条約機構)の加盟国はこれまで、ロシアとの戦闘に巻き込まれることを避けるため、ウクライナへの派兵を避けていましたが、イギリス軍が派遣されれば、一歩踏み込んだ軍事支援となります。
…という記事でしたが、この国防省発言、首相が事実上否定したようです。
ウクライナ侵攻:英兵のウクライナ派遣計画、スナク首相が事実上否定 | 毎日新聞
(47NEWS)
「汚職大国」ウクライナへの巨額支援、流用の恐れはないのか
高官の逮捕・更迭相次ぐ
総額36兆円・日本1兆円超
復興でさらに膨らむ
ロシアの侵攻を受けたウクライナで政府高官の汚職事件が相次いでいる。同国には日本を含む西側から巨額の支援が提供され、復興に向けて今後、さらなる資金も必要とされるが、汚職により資金が流用されれば、「血税」を払う各国納税者は黙っておらず、ウクライナへの支援離れにもつながりかねないとの懸念が強まっている。
▽「おぞましい」汚職
ウクライナのゼレンスキー大統領は9月3日、側近のレズニコフ国防相の更迭を発表した。国防省で相次ぐ汚職スキャンダルの責任を取らされたとの見方が強い。 同氏は弁護士出身で、2021年11月から現職。22年2月のロシア侵攻以降は、文民出身トップとして西側からの兵器提供を巡る交渉で活躍、ゼレンスキー政権を支えてきた。
国防省では今年1月、兵士向けの食料品調達費が市中価格の2~3倍になっていたことが明らかになり、国防次官が辞任に追い込まれた。
2月になり一時、レズニコフ氏辞任の臆測が流れたものの留任。しかし、その後、同省が契約した約10億ドルの武器の調達が大幅に遅れるスキャンダルも明らかになり、同氏の去就が注目されていた。
ウクライナでは今年に入り汚職事件が相次いでいた。地域発展省次官が汚職で逮捕されたほか、大統領府副長官が米国から政府に寄付された高級車を私物化しているとの疑惑を受け辞任。5月には横領容疑で南部オデッサ市市長、収賄容疑で最高裁長官が拘束された。
さらに、オデッサ州の徴兵事務所のトップであるボリソフ軍事委員が、徴兵逃れの便宜を図った見返りに500万ドル(約7億4500万円)相当の金銭を受け取り、スペインでの別荘購入などに充てていた疑惑が発覚し、7月に逮捕された。
(Wedgeの記事)
(CNNニュース)
ウクライナの兵器製造資金、来年は2235億円に 今年の7倍
ウクライナのシュミハリ首相は9月30日、兵器や軍需品の製造に来年は15億米ドル(約2235億円)の資金を充てる計画を明らかにした。今年と比べ7倍の水準となる。
首相は同月29日、首都キーウで開かれた国際防衛産業フォーラムで、自国の兵器産業の「新たな誕生」もたたえた。 ウクライナのゼレンスキー大統領も同フォーラムで30日に演説し、「世界はウクライナのミサイル、技術やドローンの能力を目撃している」と主張。
(CNNニュース)
一方、アメリカやNATO加盟国のスロバキアでは、こうした戦争のエスカレーションにうんざりする動きも出ているようです。
(AFPニュース)
米下院、つなぎ予算案可決 ウクライナ支援は除外
米下院は9月30日、連邦政府の2023会計年度末を迎える寸前で期間45日間のつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。民主党が支配する上院も通過すれば、政府機関の一部閉鎖は回避される。ただ、予算案からはウクライナ支援が除外された。
つなぎ予算案からジョー・バイデン(Joe Biden)政権の最重要政策の一つであるウクライナ支援が外されたことについて、ある政府当局者はCNNに、支援予算に関しては別途、組む方向であることを明らかにした。
マッカーシー氏は、ロシアによるウクライナ侵攻は「悲惨な状況」であることを認めつつも、「白紙の小切手」を切るわけにはいかないと述べ、無制限な支援に慎重な姿勢を示した。
(CNNニュース)
スロバキア総選挙、親ロシア派が第1党に 連立交渉へ
30日投開票のスロバキア総選挙で、親ロシア派のフィツォ元首相が率いる左派政党「スメル」(道標)が第1党になった。ただし過半数には届かず、他党と連立政権を組む必要がある。
統計局が1日早朝に発表した暫定集計によると、99%を超える選挙区の開票が終わった時点で、スメルが得票率23.3%とトップに立った。
2位は中道左派の「プログレッシブ・スロバキア」(PS)で、得票率は17%だった。
最新の世論調査では、スメルとPSが互角の争いを展開していた。スメルは圧勝には至らなかったものの、予想を上回る勝利を収めた。
3位はスメルから分裂した「フラス」(声)で、得票率は15%だった。
議席獲得に必要な得票率5%を突破したのは計7党。連立交渉は長引くことが予想される。
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