(日テレニュース)
空爆続く「ガザ地区」即時停戦を…抗議はアメリカ議員会館でも
(下の画面のYouTubeで見るをクリックすれば、動画で見られます)
日を追うごとに、日常が失われている街。19日も空爆が人々を襲い、子どもたちも搬送されました。ガザ地区に住む人たちは、今この時も、命の危機にさらされています。
17日、ガザ地区の病院が被害を受けました。その直後、負傷者を近くの別の病院に搬送する様子が撮影されました。
運ばれてきたのは、小学生くらいの子どもで、意識はあるようです。 「座って、後ろに下がって」 「背中が痛いの? おなかが痛いの?」 その後も、次々と子どもたちが運ばれてきます。 「ママ来てーー。ママーママー」 「離れて! 離れて! 医者はどこだ、どこだ」 まだ小さな子どももいました。 「ほこりを拭いてあげよう、よしよし」 顔を水で洗われると、少しだけ穏やかな表情を浮かべました。
衝突が始まって約2週間。ガザ地区で治療にあたる医師は「私がみてきた全てのケースの40%は子どもたちであり、その多くはこのような状態で片方か両方の親を失っている」と話します。 多くの子どもたちが巻き込まれている現実。
水や食料を手にすることも、ままならない状況です。
ガザ地区南部とエジプトの間にあるラファ検問所。その門の前には、支援物資を乗せた多くのトラックが今も行列を作っています。 待機しているNGO関係者(18日) 「支援物資を運ぶトラックは120台ほどあります。攻撃がやんだら、すぐに中に入れるよう待っているところです。食料や水の支援を認めないのは戦争犯罪です」
罪のない人たちが悲鳴を上げ続ける現状に、抗議の声が世界各地で広がっています。 アメリカの議員会館でも、多くの人が床に座りこみ、即時停戦を求めていました。
記者
「“ガザの人たちを生かせ”と大きな声を上げています。いや、すごい、すごい拍手が響いています」 警察に連行されそうになる人たちもいました。 記者 「それでも、『LET GAZA LIVE(ガザの人たちを生かせ)』と大きな声が上がっています」
(反シオニズムのユダヤ人の団体などが議員会館で座り込み)
米カリフォルニア州サクラメントの高校生約300人がガザとパレスチナ人支援を掲げ、授業ストライキを決行!
学生たちは学校の正面階段に集まり、スピーチやシュプレヒコールを行った後、キャンパスの外やフリーポート大通りでデモを行いました。
ヨーロッパでも、オランダやイギリスなどで抗議活動が行われています。
ギリシャでは、パレスチナを支持する団体と警察が衝突する事態に発展しました。
イスラエルへの抗議活動が特に高まっているのが、中東各地です。
トルコやイランでは、イスラエルを支持するアメリカに対しても抗議の声が上がっています。
抗議活動の参加者(トルコ18日)
「殺人者イスラエル! 殺人者バイデン!」
衝突を機に世界の分断が進んでいます。
(CNNニュース)
ガザにいる妊婦は5万人、医療崩壊の「悪夢」
国連人口基金(UNFDA)のパレスチナ担当代表は19日までに、イスラエル軍の空爆などを受け続けるパレスチナ自治区ガザ地区には妊娠中の女性が約5万人おり、地元の医療態勢が崩壊寸前にある最悪の環境にあえいでいると警告した。
アレン代表はCNNとの会見で、頼るべき場所もないこれら女性の身を案じているとし、想像もできない試練に直面していると嘆いた。5万人のうちの約5000人は1カ月内の出産を予定しているとし、一部は合併症に襲われる恐れがあるとした。
「衣類も衛生対策も不足している中で、出産を間近に控えている境遇を考えて欲しい」と強調。「彼女たちは翌日、次の1時間や次の1分に自身やまだ見ぬ自分の赤ちゃんにどのような事態が起きるのか見当もつかない窮境に追い込まれている」と訴えた。
病院が直面している状況は悲惨とも指摘。ガザにある産婦人科病院の助産師から聞いた話として、軍事衝突が始まって以降、一部の助産師は職場の環境が安全でないため手当てを施すために病棟に近づくことすらできないという。
人道上の救済のための回廊が設けられ、人道法の順守が必要な段階にあると強く求めた。
一方、世界保健機関(WHO)は17日、ガザでは妊婦約8万4000人の健康管理が危機にさらされ、必要な医療物資を届けられない苦境にあると主張した。
WHOの報道担当者は、分娩(ぶんべん)は毎日多く起きているとし、「爆撃に関係なく赤ちゃんは生まれてくる。生まれる時に生まれる」と説いた。ガザの複数の病院は空爆などで運営が不可能な状態になっており、病院への攻撃回数は44回に達したとも報告した。
(関テレニュース)
「多くの攻撃を受けたが今回はおかしい」難民キャンプの女性ジャーナリスト語る「運がよければ生き残れる」
【ハニーヌ・ハララさん】
「私は6人の親族を亡くしました。まだがれきの下にいる人もいます。祖母は昨日亡くなりました。86歳でした」
夜中にイスラエルの戦闘機に攻撃されたのです。多くの人が死と隣り合わせの過酷な状況におかれ、ハララさんがいま考えることは。
【ハニーヌ・ハララさん】
「今は夢や希望、家、学校、大学のことは考えず、とにかく生きることだけを考えています。運がよければ生き残れる、それだけです」
(NEWSWEEKの記事より)
アメリカのユダヤ人、戦争反対に立ち上がる──デモ隊が米議会施設を「占拠」
<ユダヤ系の平和活動団体が声をかけ、ガザ停戦を呼びかける平和的なデモを行った>
米首都ワシントンでは10月18日、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦を要求する人々が、連邦議会の事務所が入るキャノンハウス・オフィスビルの中で抗議デモを展開。「今すぐ停戦を」というスローガンを唱え、抗議を行うデモ参加者たちの様子を捉えた動画が、インターネット上に出回っている。
ユダヤ系団体「座り込みを続ける」覚悟を表明
今回X(旧ツイッター)上で共有された動画には、抗議デモの参加者たちが「ユダヤ人は即時停戦を求めている!」などと書かれた横断幕を掲げる様子が映っている。
この動画を共有した一人である米FOXニュースのチャド・パーグラムは、「キャノンハウス・オフィスビルで中東情勢をめぐる大規模な抗議デモが行われた。横断幕には『ユダヤ人は停戦を要求する』と書かれている」というコメントを添えた。
ユダヤ系の平和活動団体「平和へのユダヤ人の声」が、停戦を求めて連邦議会で座り込みを行っていることを公表した。
同団体は、「アメリカ在住のユダヤ人数百人が現在、議会で座り込みを行っている。米連邦議会がガザ地区での停戦を呼びかけるまで続けるつもりだ。議会建物の外では数千人、中では350人を超えるユダヤ人が抗議を行っている。この中には24人のユダヤ教指導者も含まれ、祈りを込めて抗議活動を行っている」と書き込んだ。
「私たちが言いたいことは、私たちユダヤ人の名の下に戦争をしないで欲しい、二度と戦争を起こさないで欲しいということだ。連邦議会がガザ地区での停戦を呼びかけるか、あるいは彼ら私たちを強制的に退去させるまで、私たちは市民的不服従を続ける」
日本でも抗議行動
(関テレニュース)
「おじが生きているのか死んでいるのかもわからない…」米総領事館前でガザ地区への攻撃停止訴え抗議活動
19日午後、大阪市北区のアメリカ総領事館前にはパレスチナの人たちの人権保護を訴える市民団体やSNSでの呼びかけに応じた人およそ200人が集まりました。
参加者らはイスラエルによる空爆でパレスチナ・ガザ地区の住民の犠牲が増える中、イスラエルを支援するアメリカに対して抗議の声を上げました。
【日本在住・パレスチナ人ジュマーナ・モレルさん(31)】
「6日前からガザ地区にいるおじと連絡が取れていません。生きているのか死んでいるのかさえわかりません。パレスチナ人の自由の戦いに参加してくださった方に感謝しています」
(東スポニュース)
元〝環境少女〟グレタさんが「ガザ側に立つ」と表明
ゆきぽよでもわかる ハマス側から見たパレスチナ問題
虐殺を後押しするアメリカ・バイデン大統領の「戦争中毒」
(ロイターの記事)
米支援案、ウクライナ600億ドル・イスラエル100億ドル=関係筋
米支援案、ウクライナ600億ドル・イスラエル100億ドル
バイデン米政権はウクライナに対する600億ドルの追加支援とイスラエルへの100億ドルの支援を検討しており、20日にも米議会に追加予算の承認を要請する見通し。事情に詳しい関係筋が18日に明らかにした。
(日テレニュースより)
米国務省で外国への武器売却の監督担当職員、イスラエルへの軍事支援に抗議で辞任
アメリカ国務省で外国への武器売却の監督を担当する職員が、イスラエルへの軍事支援に抗議して辞任したことが明らかになりました。 この職員はSNSで18日、辞任したことを公表し、「イスラエルの対応に対するアメリカの支持は、イスラエルとパレスチナの人々の双方に、より深い苦しみをもたらすだけだと考えている。長期的にはアメリカの利益にならない」などと辞任の理由を説明しています。
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