先週末はガーラ湯沢にて行われたスキーマスターズ技術選に参加してきました。技術選に参加してから4シーズン目に入りました。今シーズンはフィジカル面を鍛えると同時に、スキー技術をベースから組み立て直して、さらに上の滑りを目指してきました。その成果が試される場所となりました。
大会当日は大雪。2年前の大会を思い出します。開会式のあとのインスペクションまで進みましたが、バーン状況が悪すぎるということでピステンによるコース整備が入りました。そのためフリー滑走種目はキャンセル。大回りと小回りの2種目で行われることになりました。
(大量の降雪と視界不良により難しいバーンコンディションとなりました)
1種目目:大回り
斜面の上半分がピステンが入らず不整地のままなので、そこはクローチングを組んで加速し、下半分の整地で演技をする組み立てでいきました。今シーズンから取り組んできた板の走りを引き出す運動とテクニックを使ってダイナミックな滑りを表現しました。
得点は257点。演技自体は100%出せたと思うのですが、トップとは少し離される結果となりました。高得点のためにはまだ何かが足りないという感じが残りました。
2種目目:小回り
昨シーズンのこの大会ではカービング系小回りで滑って高評価でしたが、シーズン終わりの大平キャンプで学んだ技術を取り入れ、より落差と振り幅の取れるダイナミックな小回りに取り組んできました。
斜面上半分は不規則な荒れ地となっており、地雷原状態です(汗)。上半分は無難に滑って、下半分で今シーズンの滑りを表現しました。得点は255点と平凡。少し低いポジションでエッジングの強い滑りをしたのが災いしたのか、かなりの低評価となりました。
総合成績
今季は7組のマニアが2名が6組に上がって抜けた代わりに新たな強敵が加わり、相変わらずのマニアの森。リザルトが発表にならなかったので総合順位や得点がまだ分からないのですが、まあまあ善戦したと思います。小回りの出来がイマイチだったことと得意のフリー滑走がキャンセルになったことを加味すれば、成長の成果が見られるまずまずの成績かもしれません。
しかしいくつか反省点が残りました。まず、自信を持って臨んだ大回りで得点が伸びなかった原因ですが、ジャッジの観点に合っていなかったのではないかという点です。マスターズ選の観点は「エレガントな滑り」であることです。僕の理想の滑りは板の走るダイナミックな大回りですが、それは大会の観点に合っていないばかりか、今回のようなモサ雪にも合っていないと評価されたのだと思います。
もう一つの反省点は、小回りが完成度がまだ低いということです。滑りの方向性には自信があるのですが、板の動きと身体のモーションがまだマッチしていない感じです。さらに練習を重ねて、身体のモーションによって板の性能を最大限に引き出す小回りを目指してゆきたいと思います。
これらの反省を踏まえ、次回軽井沢の大会で成果を出したいと思います。リザルトが発表されたら成績の振り返りを行う予定です。
ジャッジにあわせることなく精度をあげれば良いのでは?
小回りはちょっと引っかかり気味に見えてしまったかもですね。
いずれにしても
技術のコンセプトのわかりやすい滑りだと思います。
僭越ながら大きな修正が必要とは思いません
。
どんどん行きましょう~
アドバイスもありがとうございます! 僕ならではの個性は伸ばしつつ、大会コンセプトも考慮に入れれば順位も伸ばすことが出来るかなと思っています。
次回大会もよろしくお願いします!
ありがとうございます。そして、ごちそうさまでしたー(^^)/