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この一滑は絶対無二の一滑なり

gooブログからはてなブログに引っ越します!

大平成年さんキャンプ@岩原

2015-03-22 13:57:21 | スキーの話題一般
先週末は岩原スキー場にて大平成年さんのキャンプに参加してきました。クラブ行事として大平さんにレッスンをお願いして4シーズン目になります。大平さんのメソッドは4シーズン前と変わりません。
 
 
「腰高のポジションから板のたわみ性能を引き出す」
 
「板のトップを押さえて板の回旋性能を引き出す」
 
「筋力に頼りすぎないように骨格を使って失敗リスクのない滑りに繋げる」
 
とてもシンプルです。シンプルですが余計な動きが身に付いてしまっているとなかなかこれができません。何回か参加しているとこの大平哲学は身に付いてくるのですが、慣れないうちはかなり難儀している方も。そのたび毎に大平さんの容赦ない笑い声がゲレンデに響きます(^^ ;)
 
 
 
上記のような動きはマスターズ選におけるジャッジの視点でもあります。それに対して都予選や草技術選は斜度やスピードの次元が高いなかで上手さを見せるものですから、当然筋力を必要としますしポジションも低めになってきます。両者の違いを正しく理解してマスターズ選にはマスターズ選のジャッジの視点に合わせた滑りをしなければ点は出ません。
 
今回の大平レッスンで「エレガントな滑りとは何か」という理解がまた深まりました。来週のオープンマスターズが楽しみです。
 
 

ショートポール&規制の中でのバリエーショントレーニング

2015-02-23 21:35:31 | スキーの話題一般
ブログ更新が遅くなっております。順次記事にしてまいります。

先々週末は「ゲレンデスキーヤーのためのショートポール&規制の中でのバリエーショントレーニング」と題したキャンプに参加してきました。場所はかたしな高原スキー場、講師は飯島庸一トレーナーです。

この週末のかたしなは地元の方も驚く大雪。関越道は大渋滞で、僕らも集合時間から3時間遅れで現地に到着。下道も尾瀬岩鞍に向かう道路は上れない車が続出して大変な事態となっておりました。


(地元の方も驚く豪雪となりました)


さて以前からGSやSLなどレース競技にも参戦してみたいという希望を持っていましたが練習するきっかけを掴めず、今シーズンは東京都スキー技術選の決勝でGSタイムレースが導入されたことで自分のタイムの不甲斐なさを実感し(汗)、これはいよいよ本格的に取り組まなければと思うようになりました。

そんなときに飯島さんが表題のキャンプを開いて下さることを知って申し込んだのでした。ここではブラシポールを使っているので踏んづけても引っかかることもなく安全です。場所は緩斜面で行い、ポールの間隔や振り幅のパターンを様々に変化させながら、板への働きかけ方や体の使い方にフォーカスしたトレーニングになりました。




タイムを出すためにポール近くを攻めていくとあの掘れた溝を避けていてはいられません。今回のトレーニングで、ポール付近にできる掘れた溝への入り方が分かりました。そしてポールからの抜け出しで板を走らせる運動と、次のポールに向けた早い仕掛けなど、タイムレースに必要な要素を学びました。

今後はより実践的なポール設定と斜度の中でスピードを上げたトレーニングを積む必要を感じます。機会を見つけて取り組んでみようと思います。

所属クラブのバッジテスト開催@サンメドウズ清里

2015-02-19 21:21:53 | スキーの話題一般
先週11日の祝日に所属クラブ主催のバッジテストを開催しました。場所はサンメドウズ清里スキー場です。天気も良好で絶好の検定日和となりました。



昨シーズンに引き続いての開催ですが、今シーズンは他の行事と重なったためか受検者3名と少なめ。こぢんまりとした検定会となりました。

今シーズンも主任検定員を務めさせていただきました。午前中はバッジ1級およびジュニア1級の事前講習を行いました。朝上がってみるとAトップのコースにあるはずのコブがない! どうも前週に育ちすぎたため潰してしまったらしいです。仕方がないのでD-1コースに荒れ地を不整地小回りバーンにしました。

事前講習では検定バーンの確認と各種目の着眼点を伝達しました。その際、技術的なアドバイスは最小限に留めました。検定直前に技術的な問題をあれこれ言われても逆に混乱してしまいますからね。

午後はいよいよ本番の検定。天候もよくバーン状況は比較的良好でしたので、積極的な滑りには点が出やすかったと思います。逆にリズムが悪かったりターンの流れを止めたりする滑りはなかなか評価しにくかったです。

今回の検定会では見事ジュニア1級合格者が1名出ました。今回も合格証をお渡しするときの喜びの顔を間近に見ることができました。本当におめでとうございます! 

さて、ここからはバッジテストの種目に関する意見です。昨シーズンの記事でも述べたことの繰り返しになりますが、バッジ1級の横滑り種目と2級のシュテムターン種目は止めて、フリー滑走を復活させては如何でしょうか。

横滑りで求められる「外向外傾」姿勢、シュテムで求められる「的確な外足荷重」は、スキー技術のベースとなるものであることは認めますが、それは大回り、小回り、そしてフリー滑走といった種目の中で十分検定できると思います。

本来バッジテストというのはスキーヤーの技術の「達成度」を測るもの。現状要求される横滑り・シュテム種目は、求められる「外向外傾」「外足荷重」が出来ているかどうかを見る「演技種目」に成り下がっており、そういう演技種目はバッジテストには不要ではないかということを今年も繰り返し主張させていただきたいと思います。

長々と余談を述べてしまいましたが、これでバッジテスト開催報告を終わります。

バッジテスト・ジュニアテストのお誘い

2015-01-21 19:04:29 | スキーの話題一般
今シーズンも所属クラブ主催のバッジテストとジュニアテストを開催します。

昨シーズンの検定会に引き続きまして、僕が主任検定員を務めさせて頂きます。誠心誠意、受検生の皆様の向上に繋がる検定会にする所存です。

是非ご参加下さい!

SAJスキーバッジテストおよびジュニアテストのご案内

1. 検定日時
  2015年2月11日(水・祝日)
2. 実施場所
  サンメドウズ清里スキー場(山梨県北杜市大泉西井出8240-1)
3. 集合時間および場所
  9:20 センターハウス前集合(全ての受検者)
4. 講習および検定時間
  午前の部:
    バッジ1級事前講習 9:30〜11:30
    ジュニアテスト1級事前講習 9:30〜11:30
    バッジ3〜5級講習内検定 9:30〜11:30
    ジュニアテスト2〜6級講習内検定 9:30〜11:30
  午後の部:
    バッジ1級および2級検定 13:00〜15:00
    ジュニアテスト1級検定 13:00〜15:00
  バッジ・ジュニアテスト合格発表 16:00(予定)

詳しくは案内書類をご参照の上、案内に記載のメールアドレスへお申し込み下さい。

青木美和デモキャンプ@戸隠

2015-01-17 21:02:11 | スキーの話題一般
報告が遅れましたが、1月第1週に行われた青木美和SAJデモのキャンプを報告します。場所は戸隠スキー場です。

美和さんのキャンプは僕自身は2回目。昨シーズンの美和さんキャンプで掴んだ滑りのコツを活かして、マスターズ技術選で初めて大回り種目別1位を取りました。その後も美和さんの教えを繰り返し練習し、特に小回りの改良に取り組みました。そして今回の戸隠キャンプも発見の多い有意義なキャンプでした。


(相変わらずカッコいい青木美和デモ。ウエアが先週教わった太平さんとおんなじでした)

今回もターン前半の作り方を重点的に指導して頂きました。特に重心の移動方向や上体・肩の方向に関してはバリエーショントレーニングを通じて繰り返し練習しました。

また僕自身ヘのアドバイスとして、手の位置が高い、上体がかぶる、などこれまでの欠点を指摘されました。自分でも分かっているんですが、もうしつこい癖として身に付いてしまっているので、自主練習で改善してゆくしかありません。

ここで教わったことを何度も何度も反復練習して、美和さんみたいにかっこよく滑れるようになりたいです。がんばりまっす!

豊野太平さんキャンプ

2015-01-07 20:05:26 | スキーの話題一般
12月第4週末に行われた豊野太平さんのキャンプについて報告します。

事の起こりは昨シーズンに初参戦した東京都スキー技術選(都予選)でした。他の選手達の滑りに比べて自分の滑りのレベルが低いことに愕然。得点もそれ相応に平凡であることに呆然。マスターズ技術選では上位に上がれるようになったことで多少は自信を持って臨んだだけに、自分の低得点に少なからぬショックを受けました。

自分の滑りになにが足りないのか、都技術選で求められる要素は何なのか、それをどうやって学んだらよいのか?

その疑問は、従来のクラブキャンプや仲間内での練習をしていただけでは解決できないと思いました。

そこで友人のつてで豊野太平さんを紹介して頂けることになりました。太平さんは全日本スキー技術選選手のコーチであり、技術選で求められる要素や滑りの見せ方に関して豊富な経験をもっており、僕らの要望に満たして余りある方です。新潟県連のクラウン検定でお世話になっている豊野智広さんのお兄さんでもあります。




レッスンでは捉え・仕掛け・走らす・ニュートラルといった局面での滑りの基本、脚の筋肉の使い方。それに加えて斜面スペースの使い方や滑りの見せ方、ジャッジはどのように滑りを採点しているか、などなど技術選において求められる最新の要素やジャッジへのアピールの仕方を学びました。

技術選上位グループの選手と平凡な選手との違いを生む重要ポイントを教えていただく貴重な機会になりました。

技術選というものに対する自分の考え方の間違っているところ、足りないところがたくさん見えてきました。太平さんからもダメ出しの連続でしたが、今回学んだことをしっかり復習して身に付け、来る大会に少しでも活かしてゆきたいと思います。

飯島トレーナー雪上キャンプ@かぐら

2015-01-05 23:48:19 | スキーの話題一般
12月第3週末に行われました、飯島庸一フィジカルトレーナーによる雪上キャンプを報告します。

飯島トレーナーには昨年10月に駒沢公園オフトレをお願いしました。外向外傾の基本ポジション、すねと上体の角度を揃えること、外足と内足の角度を揃えること、荷重の中心線を母指球(子指球)ではなく足裏の真ん中におくこと、などを学びました。

そのオフトレ内容を踏まえ、今回の雪上トレーニングとなりました。場所はかぐらみつまたスキー場です。


(飯島庸一トレーナーによる雪上トレ)


雪上でもストレッチやポジション確認を行いました。


(3人がかりで股関節周りのストレッチ。周囲から注目を浴びること必至)



(陸トレでもやった外向傾で両すねの角度を合わせるトレーニング)


ストックを両手に渡しての滑走トレでは、外向外傾のポジション、上体の重心移動、上体と下肢の連携、ターンの左右差の改善に関して、大きなヒントをもらいました。

飯島トレーナーには、パーソナルトレーニング、陸上トレーニング、雪上トレーニングと3方向から鍛えて頂き、着実に成果が上がっております。スキーは滑りの技術だけでなく、フィジカル面での向上が大切だと実感します。

ここで重大発表です!
飯島庸一さんにはなんと、我がサンフィッシュスキークラブへの加入および東京都連登録して頂くこととなりました!! 

これは大変名誉なことでクラブ員一同喜んでおります。今後は飯島さんのご指導の下、さらに努力を積み重ねたいと思います。

高瀬・旭デモ シーズンインキャンプ

2015-01-01 13:38:58 | スキーの話題一般
年元旦
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます


(今シーズンのウエアでご挨拶です)

昨年12月に入って時間が取れず、ブログ更新遅れました。順次記事を書いて参ります。

まずは12月第2週末に行われました高瀬慎一ナショナルデモンストレータと旭潤子SAJデモンストレータによるクラブキャンプを報告します。2010年から5シーズン連続で続いている高瀬デモのキャンプはコブキャンも入れると今回で9回目。2011-12年シーズンからは旭デモが加わって濃い内容となりました。


(高瀬慎一SAJナショナルデモンストレータ)


シーズンインとなる今回のキャンプでは例年と同じく、ベースとなる外向外傾のポジショニングや外スキー主導、内スキーを働かせることなどを確認しました。


(旭潤子SAJデモンストレータ)


初日はアサマ2000スキー場にて行われましたが、めちゃくちゃ寒かったです。そのため二日目は湯の丸スキー場に場所を移しました。両デモともますます指導力が増して、系統立ったレッスンは納得度がすごく高かったです。シーズンインのベース作りとしては最適の内容でした。


(人気キャンプとあって今回も多くのクラブ員が参加しました)


両デモによる春のコブキャンが今から楽しみです。

スキーグラフィック2015/01月号発売!

2014-12-11 21:01:21 | スキーの話題一般


スキーグラフィックの2015/01月号が発売されました。今月号は2大付録付き。まずは2015年オリジナルカレンダー。雪の中を滑る写真の数々が美しいです。

もう一つはおなじみの付録DVD。佐藤麻子さん解説の「コブ、劇的上達法」が参考になります。早くコブ滑りたい! 今回で4回目となる片山秀斗さんの「コアテクニック」ではついに僕の検定本番の映像が登場です(汗)。僕のクラウン検定報告記と併せてご覧いただくとさらにお楽しみいただけるのではないかと思います(笑)。

SAJバッジテストとテククラ検定の日程も載っていますね。これを見ると一気に気持ちが引き締まります。

さて今週末からいよいよ本格的シーズンイン。5月までの休みはすべて雪山にいる生活が始まります。今シーズンもたくさんすべるぞー!

2014-15年シーズン初滑り@八千穂高原

2014-12-07 21:25:41 | スキーの話題一般
一気に冬が来ましたね。僕もいよいよシーズンインです。今シーズンもよろしくお願いします!

今シーズンの初滑りは八千穂高原スキー場に決めました。アサマ2000や鹿沢も候補でしたが、例年繰り広げられるレーサーの傍若無人ぶりと暴走行為によるケガが怖かったのでここにしました。八千穂高原はマイナーなゲレンデで斜度はないので、頭に血が上って周りが全く見えていないレーサーも少なく、メインバーンは真っ直ぐな一枚バーンなのでシーズン始めのポジショントレーニングに集中できるうってつけの場所です。

しかし、この日はシーズンインとは思えない雪の降り方! 既にトップシーズン並みの路面状況です。スキー場へのアプローチではガードレールに突っ込んで大破している車を見かけました。


(いきなりツルッツルの路面状況。スリリングですが楽しいw)

さて、今シーズンのテーマはズバリ「小回りの向上」。昨シーズンで秀斗さんから学んだこと、オフシーズンでイメージした切り替えの改良、谷回りでのスキーの捉え、山回りの意識変え、などなどを実践してみました。オフシーズンで頭の中でイメージした内容と、シーズンインでの実際の体の動きとが、この歳になってさらにマッチングが増して来た感覚があります。


(今シーズンも八千穂高原さんにお世話になりました。このバーンは滑りやすくて大好きです)

それでは皆さん、今シーズンも楽しく滑りましょうね!