夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

今どき珍しい高校生

2014年02月08日 | 日記

2月7日(金)

 

宇都宮へ出かけた帰りの電車で、今どき珍しい男子高校生に出会った。

俺が腰かけている前に、丸刈り頭の高校生が立ったまま勉強しているのだ。

片手に本を持ち、ボールペンで何か書き込んでいる。チラッとのぞいてみたら、世界史の問題集だ。答えを書いては解答書と見比べている。

目は本から離れることはない。一心に問題の解答を書き込んでいる彼には、電車の揺れは関係ないようだ。

近くの座席が空いた。彼は足元のバックを片手で引きずりながら席に着いたが、その間も本から目を離さないのだ。

 

驚いたなあ。感心だなあ。

俺が今まで電車で出会った高校生はスマホで遊んでいる子が多かった。年寄りが立っているのに、シルバーシートに平気で座ってスマホに夢中になっている高校生を見て不快であった。

しかし、今夜出会った高校生は向学心に燃え、寸暇を惜しんで勉強しているのだ。

この高校生の将来が楽しみだなあ。