すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

082:整(おとくにすぎな)

2006-09-19 19:47:46 | 題詠100首
うしろ足がしびれた、などと言うひとが毛布整えている前足
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081:硝子(おとくにすぎな)

2006-09-19 19:45:43 | 題詠100首
海水と無数の傷に包まれたまるい硝子のとなりにいるよ
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080:響(おとくにすぎな)

2006-09-05 20:41:15 | 題詠100首
困るよね 花火の響きだけきいて書いた手紙だ、って言われても
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079:芽(おとくにすぎな)

2006-09-05 20:39:40 | 題詠100首
きみの手とぼくの手に同時に触れたこのドングリはきっと芽を出す
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078:予想(おとくにすぎな)

2006-09-05 20:36:54 | 題詠100首
罫線でぱきぱき囲む指導案 ぼくらもかつて予想されてた
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077:針(おとくにすぎな)

2006-08-23 17:18:01 | 題詠100首
九時二分ゆびさす針を袖口にアップリケして見送りにゆく
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076:あくび(おとくにすぎな)

2006-08-23 17:07:09 | 題詠100首
動物園じゅうのあくびをゆらゆらとあつめて雲にうまれたつばさ
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075:打(おとくにすぎな)

2006-08-23 17:05:30 | 題詠100首
何にぶつかったのきみはまっしろな脚に打ち身の星雲を飼う
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074:水晶(おとくにすぎな)

2006-08-21 20:38:17 | 題詠100首
水晶の砂ひとすくいこぼれてた十一才の夏の宿題
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073:トランプ(おとくにすぎな)

2006-08-21 20:36:54 | 題詠100首
うらがえすトランプみんな蔦のなか種もしかけもねむる小鳥も
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