ScreenX 2Dで鑑賞したが、左右のスクリーンの輝度が低くピントも甘く、これだったら普通にIMAXの方が断然よい。
そして本編が全然面白くない。アントマンの小さくなったり大きくなったりの設定は、現実世界が舞台でないと活かされないのだと本作でよくわかった。
量子世界は何が量子なのかさっぱりわからず、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの出てくる惑星のような舞台で、登場人物も人間そっくりだが人類ではないとか、いかにもな異世界生物だったりと微妙で、敵も初登場時は重わせぶりだが、途中からどんどん劣化する、X-MEN:アポカリプスに出てくるキャラを思わせる。
マーベル作品は、スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームが、最近では唯一と言って良いほどまともな作品で、それ以外は正直もう見なくてもいいやと思った。