紀元前1万年、相棒 -劇場版-

2008-05-01 20:10:10 | Movie
映画の日だったので2本観てきた。

■紀元前1万年
「インデペンデンス・デイ」、「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒが監督なので、ストーリーはおまけで、特撮映像とハイテンションの演出で一気にみせる。ふさふさのマンモスは一見の価値あり。ラスボスが弱すぎて、あっけなかった。典型的なハリウッド映画なので、映画館のスクリーンで観ないと面白さ1/3ぐらいか。

■相棒 -劇場版-
テレビシリーズでも、冤罪や死刑制度、裁判員制度など、謎解きに加えて、メッセージ性の強いドラマだったが、映画版は、イラクの人質事件へのバッシングをモチーフにしている。最近のアメリカが、官民共に、大統領選でも映画でも、イラク戦争を反省しているが、日本では全然問題になっていないので、こういう映画を上映するのは良心的。
謎解きの部分がいまいちなのが残念。チェスの暗号があまりにもご都合主義的で、暗号解読のシーンに説得力が無い。エキストラ動員したマラソンシーンや爆破シーンは、邦画としては頑張っている。テレビシリーズを観て、キャラクターに愛着ないとつまらないだろう。
コメント (1)
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