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衆議院議員総選挙に思うこと~選挙事務について

2012-12-16 | 政治・行政

今日は、衆議院議員選挙の投票日であった。駆け引きのあげくの突然の解散宣言で衆議院議員選挙が急に決まって、年末近くの投票日となった。当の議員たちももちろん大変であろうが、選挙をやる方もかなり大変なようだ。選挙結果については執筆時点(投票締切り後)ではほぼ明らかになっているが、ここでは国や地方公共団体の選挙事務について書こうと思う。

国や県は啓発や取りまとめ・集計をするだけなのでまあいいとして、実際に選挙を実施するのは市町村である。市町村ではほぼ職員総動員らしく、市町村の職員に聞いてみると、忙しい中に選挙事務が上乗せされるということで、かなりのグチが聞こえてくる。そもそも国政選挙なのだから国がやるべきであって、当然のように県や市町村の職員を使うのはいかがなものかと思う。

市町村では、もちろん、前日までも期日前投票やリハーサルをはじめ、さまざまな業務があるのだが、当日は、朝早くから投票所に出向き、一日中投票所で仕事をした後、夜は開票所で深夜まで拘束されるらしい。しかも絶対に間違いが許されない仕事だから大変である。いろんな仕事があるが、入試と選挙は間違いが許されない代表格であろう。間違いがあっても金では解決できない。

それに、冬場の選挙業務は、何よりまず寒いだろう。自分の投票場所は、近くの小学校であるが、投票に行くだけでも寒い。暖房のない体育館に一日いる寒さはいかばかりかと思う。今日は、最高気温が10度を超え、冬にしてはまだましな気候だったとは思うが、それにしても早朝や夕方だと相当冷え込むだろう。職員はまだいいが、立会人は結構高齢のようで、大変である。

ところで、自分が行く投票所は市の中心部ではないので行くとたいていがらんとしており、スタッフは多いが投票する人はほとんどいない。みんなにじろじろ見られているようで落ち着かない。というか不正がないか確認しないといけないのだから実際に見ているのだろうが。今回のように4回(福井市は県議会議員の補欠選挙もあった。)も投票となるとなかなかややこしく、間違いも起きそうだ。

もっとも、それより、投票所では入場券さえ持っていけば本人確認をしないので他人の入場券でもたぶん投票が可能だと思う。よほどの田舎なら立会人に見破られるであろうが、普通はどこのだれかはわからないので、年齢と性別が合っていれば投票できるだろう。やはり免許証なので本人確認をした方がいいと思うのだが、選挙をやるスタッフの方はこれ以上勘弁してくれという感じだろうか。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-12-17 13:11:22
私の自治体では、昔は生年月日による確認が行われていましたが、最近はなくなりました。
周りに年齢を聞かれるおそれがなくなったのはいいのですが、やはり不正防止という観点からは確認制度があったほうがいいのでしょうね。
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