東京駅近くの日本郵便の再開発ビルKITTE(正確には建物はJPタワーという。)に行ってきた。もとの東京中央郵便局が歴史的建造物であったことなどで、工事の途中で某大臣の一声で設計が変更され、外壁を下部に残すことになったが、いまひとつ雰囲気が合わないような気がする。まあ、それも大事なのだろうけど、無理に残す必要はなかったのではないかと思う。
ネーミングはもちろん「切手」から来ているのだが、ホームページによると「来て」という意味も込められているらしい。ちょっと無理があるような気がする。どこかに「東京きっての名所にしたい」と書いてあったと思うがそっちの方がわかりやすい。ちなみに、このKITTEのロゴ、かなりお金がかかっていると思うのだが、妙に文字の間隔が空いているような気がして落ち着かない。
公式資料では、「いきいきと動きのある楽しい躍動感をヴィジュアル展開できるよう、文字の造形に含まれる柱のような長方形を活かして、垂直の方向性が特徴の商業空間も想起させるようデザインしました。」とのことであるが、どうやら赤い柱を等間隔に並べるということでこうなったようだ。わかってからロゴをながめると納得である。
内部は、5階ぐらいまで吹き抜けになっているが、店の数はそれほど多くなく、一つひとつも広くはないので時間がなくてもある程度回ることができる。半分ぐらいが東京初出店らしく、地方の名店を集めたようだ。途中でわが福井県の金子眼鏡店を見つけた。金子眼鏡店は、確か羽田空港などにもあって、なかなかがんばっている。(ただし、ホームページは勝手にウィンドウの大きさを変えられたりしてウザい。)
郵便ということもあって、地下にも全国各地の名産品(というより、地方の有名なお菓子やさんとかのようだ。)が集まっている。こちらは東京人にはいいと思うが、知らない店が多いし、少なくとも東京のお土産にはなりそうもない。ちなみに、東京駅まで地下でつながっているが、やたら何もない空間が多い。きっとなにかできるのだろう。
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