goo blog サービス終了のお知らせ 

つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

JR福井駅ホームの小さな改善

2010-10-05 | 旅行・交通
少し前から福井駅の朝の通勤電車(下り)の到着ホームが1番線から3番線に変更になった。同じホームの反対側である。1番線に到着する方が直線で高速で進入できるためJRも客も都合がいいのだが、それには理由があるようだ。

地方都市とはいえ、朝の通勤電車が1本到着すると4両編成で4~500人ぐらいが一度にホームの狭い階段に殺到し、階段前は大渋滞となる。これまでは2ドア車6両編成だったので降車に時間がかかりあまり危険はなかったのだが、春の時刻改正から3ドア車4両編成になって階段に集中するようになった。

福井駅のホームへの階段には1番線側前方に上りエスカレーターがついている。1番線に電車が停まると降りた客が階段に向かうときにエスカレーターの上部をふさいでしまい、上がってくる乗車客が次々と立ち止まらざるを得なくなり大変危険なのだ。

今にも事故が起きそうなので、到着を3番線に変更するか、停車位置を後ろ寄りにしてもらうよう、人を介してJRに提言していた。その成果なのか、あるいはだれか有力者が申し入れたのかはわからないのだが、半年ほどかかったものの、ようやく改善されたことは評価したいと思う。

でもまあ、ほとんどの乗客は電車がどのホームに停まるかなんてことはまったく興味がないだろうが。(写真は混雑がひいた後のものです。)

またまた小松基地航空祭

2010-10-03 | 旅行・交通




今年も航空自衛隊小松基地の航空祭が実施された。曇り空ではあったがかなり暑い日で、バテてしまった。

何回か行った経験から言うと、福井方面(すなわち大阪・名古屋方面)からは、片山津インターや安宅スマート出口で降りがちだが、そこからだとかなり渋滞する。加賀インターで降りて国道8号を粟津方面に進むのが大駐車場もあって正解のようだ。渋滞もなかったし、バス待ちもほとんどない。

小松空港は自衛隊の管理する空港なので、民間機が自衛隊の合間に遠慮するように離着陸している。離着陸するたびに流れるJALやANAの地上職員によるアナウンスも空港と違って機種、飛行コースや最大離陸重量までこと細かくアナウンスされ、マニア心をくすぐっている。

前回も書いたように国民的イベントで、小さい子どもからお年寄りまで、来場者はさまざまである。もちろん、長いレンズやレシーバーを持ったコアな方々もいる。モデル撮影会まである。この戦争をする道具でのエンターテインメントに10万人が集まるというのは日本がまだ今のところ平和だからだろう。

しかし、この航空祭やブルーインパルス、レンホーが見たら、間違いなく仕分けされるだろうなあ。

JR西日本フリーパスは使えない

2010-09-24 | 旅行・交通
去年の夏、JR西日本から「西日本パス」というフリーきっぷが発売された。たった12000円で、JR西日本の全線、JR四国の全線、JR九州の北半分が2日間乗り放題。それも新幹線を含む特急列車指定席が利用できた。あまりに得なので九州方面と広島方面に2回も利用してしまった。

ところが秋になると、少し利用できるエリアが増えたものの、突然18000円に値上げされ、魅力はかなり減ってしまった。

その後発売されておらず、あまりに儲からないので消滅したかなと思っていたら、この秋、「JR西日本フリーパス」という形で復活したのだが、よく見てみると全然違うきっぷである。

このきっぷ、同じく12000円だが1日限りの有効であり、実質2倍の値上げである。四国や九州がないなど区域もかなり縮小されている。しかも、連休にならない祝日のみ対象でたったの4日間だけであり(会員は平日も利用できるが。)、とても使いにくい。日帰りで長距離を乗る場合は得なのだが。

JR東日本では、50歳以上限定で期間も限定だが、大人の休日倶楽部会員パスが12000円で3日間もJR東日本全線と北海道の一部、そして福井まで特急乗り放題である。かなりの大判振舞いで、東京から福井往復だけでもほぼ半額になる。ただし、発売箇所がJR東日本の主な駅のみどりの窓口などとなっており、福井では買えない。JR西日本もがんばってほしい。

再び電車のマナーについて考える

2010-09-08 | 旅行・交通
先日、福井駅で電車を待っていた。夕方の通勤時で、電車が少し遅れ、乗車位置には長い列ができていたが、ドアが開く直前、某高校(前回指摘した高校と同じ高校である。)の生徒2人が横から割り込んできて一番先に乗車し、座った。

その割り込み方が本当に自然で強引さがなく、影のように近づくというか、何事もなかったかのような振る舞いで、みんな唖然としていた。

学校にもよるが、最近の高校生は、高齢者が立っていてもシルバーシートに座っていたり、混んでいても隣の席に荷物を置いていたり、床に座り込んでいたりと、やりたい放題である。悪びれた様子は全くない。

思うに、これは、暴走族のようにこれはマナー違反(あるいは法令違反)だけどおれたちワルだからやるもんね、というのではなく、彼らの頭の中で、電車の中でこうすることはマナー違反、ルール違反である、ということが認識されていない、あるいは考えられないのだと思う。

申し訳ないが、経験的にこのような行為をする生徒の校章を見ると、たいてい同じ高校である。知性(あるいは学力)とマナーに正の相関関係があることが証明された。反証するにはどちらかを上げないといけないが、どちらが簡単だろうか。

電車の停車位置がわからない

2010-09-05 | 旅行・交通
福井駅のホームには、特急電車の停車位置(ドアの位置)はLEDで明確に表示されるが、普通電車の停車位置は基本的に表示されない。

「普通2」などと書いた停車位置表示板がいくつかあるものの、来る電車は2両から6両まで、車両のタイプは3種類、1両のドアの数も2ドアと3ドアがあるのでどこに並んだら乗れるのかまったくわからない。毎日同じ電車に乗っていれば別だが。

大都市圏ではもちろん細かく表示があるが、金沢駅でもホームに表示板が何種類も色分けして番号で表示されており、併せてホームの柱にはどの電車が何両でドアはどの表示板のところに来るのかが明確に記されている。小さい表示であり、駅員向けのような気もするが乗客も見て参考にしている。

もともとガラガラであったため、整列乗車の必要性がなかったのかもしれないが、新型車両による座席数の大幅減と編成を原則2両に減らしたことで、今や車内だけは都会並みである。停車位置がわからないため、意図せずとも割り込みが発生し、不公平を招く。福井駅でも金沢駅を見習って取り入れていただけないだろうか。

青春18きっぷで旅をする

2010-08-22 | 旅行・交通
この夏は久しぶりに青春18きっぷを購入した。JR全線各駅停車のみ乗り放題のきっぷで、5回分で11500円。1人が5日間使ってもいいし、5人で1日使ってもいい。その中間でもいい。「青春」や「18」という言葉が気になるが、別に年齢制限はないのでだれでも使える。まあ、少なくとも気持ちだけでも青春でないと買う気にならないだろうが。

福井からだと、日帰りの旅なら西は長浜、東は金沢あたりより先、1泊2日(2枚使う)なら西は大津・京都、東は富山を超えて滑川あたりより先まで行くとモトが取れる計算になる。のんびり走るのも悪くはないが、各駅停車(快速や新快速も含めて)も選びようによってはそれほど時間がかからないものもあり、たとえば京都まで3時間、大阪まで3時間半である。名古屋方面は時間がかかり、高速バスも早くて安いのでメリットは少ない。

ただし、もともと時間を切り売りする余裕はなく、むしろ時間を買いたいぐらいなので、お金の節約という目的で各駅停車に乗る意味はほとんどない。乗車時間も景色を見ることはもちろん、乗客を観察したり、車両を観察したり、読書をしたりして、乗ることを自体を楽しめることが必要である。昔は夜行列車も含め、1日列車に乗っていることもできたが、今はほんの小旅行になってしまった。

ところで、昔は学生など若い世代がこのきっぷを持って旅をしたものだが、最近は少子高齢化の影響もあり、中高年がそうしているようだ。自分も含め、かつて青春18きっぷで旅をした若い世代がそのような年齢になったのかもしれない。きっぷの名前も変えてもらわないといけない。それと、このきっぷ、学生の夏休みや冬休みなどしか発売されない。社会人にそんなの関係ない。ぜひ通年発売してほしい。

続・富山でみた地方の公共交通のあり方

2010-08-19 | 旅行・交通



富山からライトレールで岩瀬浜に着いた後は、富山新港を経て高岡に向かうことにする。いろんな乗り物に乗れる魅力的なコースである。休日だと岩瀬浜から連絡バスが走るのだが、平日は蓮町という駅からバスを乗り継いで新港東口に向かう。乗継ぎのバス停が少し離れているが、バスの運転手が親切に降りて道を教えてくれた。

驚くことに、新港東口からは富山新港の東と西を結ぶ県営の渡し船がある。所要時間5分だがなんと無料で、人も自転車も乗れる。昼間でも30分に1便ぐらいはあり、結構人も自転車も乗っている。

橋の工事がかなり進んでおり、開通すればこの航路も廃止されるのだろう。南側は工場群でもしかしたら夜景がきれいかもしれない。渡ったところが越ノ潟という駅で、そこからは万葉線で高岡に行ける。これも15分間隔である。このルートは専用のチラシを作って観光客(鉄ちゃんか?)にPRしている。

ところで、富山の公共交通はこのように充実しているが、その成功要因は、運転間隔が15分以内であること、車両が乗りやすく美しいこと、電子マネーが使えること、駅からの連絡バスがあること、高齢者用の割引制度があること、パークアンドライドに配慮されていることなどである。

福井でもいくつか導入はされているが、ほかの項目についても導入を検討していただければと思う。

富山でみた地方の公共交通のあり方

2010-08-15 | 旅行・交通


青春18きっぷの残りで富山に行ってきた。富山駅は新幹線を迎えるために大規模改修中であり、一昔前の工事中の福井駅のようだ。あのころは、アオッサもできて西口も再開発されて福井もこれでやっと発展するとみんな信じていたのだ。違うのは、富山はマリエという再開発ビルが先にできていたことと、いちばん違うのは、本当に今新幹線が来ることである。

もっとも、富山の中心街は駅前ではない。その富山駅前から市内電車が南富山、富山大学、それから県庁や繁華街の総曲輪方面に出ている。信じられないが昼間でも5分間隔である。また、県庁・総曲輪方面の環状線はセントラムという低床LRT車両である。こちらは10分間隔。つながっていなかった路線を環状線にして便利にしたのはごく最近のことらしい。

どの電車もそれなりに乗客が乗っており、活気がある。駅と中心街が離れていることは不便で発展には不利だと思っていたが、交通手段次第で、人の行き来が活発化するメリットがあるようだ。

富山駅の北側からは、旧国鉄の富山港線を利用した富山ライトレールが岩瀬浜に向かっている。これも廃止となる路線を活用して路面電車として駅に乗り入れたものである。今は北陸線で分断されているが、新幹線が来てJRが高架になると市内電車と直通するらしい。これもポートラムという低床LRTで、15分間隔である。7色あり、赤色に乗ると幸せになれるという話は有名である。岩瀬浜と蓮町からは連絡バスが走っており、ポートラムとの乗継割引もある。

ライトレール沿線はそんなに人口の多い地域ではないだろう。多少の観光要素はあるもののそれほどの観光地でもないようだ。しかし、福井のように子どもと高齢者だけが電車に乗っているわけではなく、いろんな世代が混ざっている。富山の電車は成功していると言えるだろう。