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一神教の社会

2007-11-01 21:23:20 | 社会常識と教育
 日本は多神教です。そこら中に神様がいます。ヨーロッパもギリシア神話に見る様に多神教でした。しかし現在はキリスト教と言う一神教です。またイスラム教も一神教です。しかも母体はいずれも旧約聖書です。乱暴に言えばこの旧約聖書の解説及び追加が、コーランであり旧約聖書であり、タムルードであるのです。このタムールドはユダヤ教の解説書と言うかユダヤ教徒の生活を規定しています。
 これだけの事実からもお分かりの通り、母体は旧約聖書でです。そしてその対になる教えが異なるだけなのです。しかし、現在の世界の紛争の大半は旧約聖書の対になる方の教えの違いに端を発しています。
 さらに注意深く観察すると、旧約聖書を知らないユダヤ教徒がいます。旧約聖書を知らないイスラム教徒がいます。つまりタムルードしか知らないユダヤ教徒やコーランしか知らないイスラム教徒が多数いるわけです。ここに大きな問題があります。
 なぜユダヤ教徒と言うかと言いますとユダヤ人はアブラハムの子孫つまりアラブ系であり、イスラム教徒特にイランはペルシャ人でありアブラハムの子孫(アラブ人)ではないのです。またユダヤ人も現在良い暮らししているの者はアブラハムの子孫でなく、カーザール人ではないかといわれています。つまりこの方々は旧約聖書が言う約束された民族ではないのです。
 ヨーロッパでは当然のごとく認知されていますが、アメリカや日本ではユダヤ人はみんなアブラハムの子孫だと思っています。ここに大きな勘違いがあるのです。
 
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