「平等」と言う思想は中国にはない。諸子百家の思想の中にもない。中国人にあるのは「上下」であり儒教がその姿を良く体現している。
日本人や欧米人の感覚で「友好」なんて言っているから寝首を掻かかれる事になる。中国の本音は、「アリューシャンから香港まで中国の内海である」と言う、1985年の全人代で劉精華人民解放軍司令官が行った演説にある。それに沿って、その後中国は海軍力を増強してきた。
左翼の連中が如何に反論しようと現実の軍事費の膨張や東シナ海や南シナ海での拡大策がこの国家戦略を証明している。
以下中国の本音が見える記事である。
日本の領土は戦勝国が決定すべき、琉球が日本に属するかどうか再議が必要―中国紙
中国紙・人民日報海外版は28日、「日本の領土は戦勝国が決定すべき、琉球が日本に属するかどうか再議が必要」と題した寄稿記事を掲載した。作者は中国国際問題研究所の賈秀東・特別研究員。
69年前の7月26日、中国、米国、英国の3カ国が「米英三国を促す令日本投降のポツダム公告」を宣言し、日本軍国主義の死の鐘を鳴らした。世界各地で「ポツダム公告」が学び直される中、日本の世論は沈黙を保ち、「ポツダム公告」を抹殺する風潮も流れている。日本の右翼勢力は長い間、「ポツダム公告」を敵視し、その第8条に恐怖感すら抱いてきた。
「(中略)」
第8条に照らし合わせれば、琉球(沖縄)の主権も本来であれば再議されるべきで、米国の戦後の日本に対する庇護は全く理不尽だ。第8条は鏡のように、日本がどのようにして歴史を歪曲し、回避してきたかを映しだしている。
XINHUA.JP 7月28日(月)22時43分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00000039-xinhua-cn
中国にとり沖縄は自分たちが太平洋に出ることを妨げるモノでしかない。まして米軍基地がある。非常に邪魔な列島である。しかし沖縄が中国の領土であれば太平洋への玄関として非常に中国に好都合である。故にこのような意見が出てくる。
また、如何に米国が凋落したかの証でもある。オバマ大統領の親族が中国で行っているビジネスに中国は最大限の便宜を図っている事からも解る。オバマ民主党政権は外交上何もできないと中国は勿論ASEAN諸国もEUも見ている。
米国が当てにならなければ、自らの自衛力を高める以外自国を守る方法はない。中国に「話し合い」など意味があるのか?軍事力の裏付けのない外交交渉など如何ほどの意味があるのか?経済制裁も限界がある。
沖縄県民は中国の一部になることを望むのか?何かの調査で「望まない」との答えが9割近かったと思ったが。このような場合「中立(琉球独立)」は中国に利するものでしかない。それとも独立琉球が米国と直接軍事同盟を結ぶか?返還前の沖縄が如何に米国に理不尽に扱われていたかもう忘れたのか?
警察庁や法務省・外務省は一度、沖縄に密入国している中国人を大々的に摘発し、米国とも協力の上大掃除する必要がある。工作員が多数紛れ込んでいるらしい。当然である米軍基地があり国境の地域であるのだから。これを当然と考えない方はよほど頭が「お花畑」である。
これでも日中友好を喚くマスコミは一度資金の流れと中国との癒着を国民に公開し、見せしめに大手を1社潰さなければ、目を覚まさないであろう。
証拠に基づき刑法の外患誘致罪を適用すれば良い。日本は「法の下の平等」が大原則の法治国家である。なぜ今まで適用例が無いのか?