社会科学上の不満

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学校内に防犯カメラを

2013-08-30 00:03:16 | 社会常識と教育

 防犯カメラによる監視社会を非難されている方がいるが、この方々が言うように本当に悪いことバカリであるのか?1億人の監視には基本その1/16の人間が必要となる様だ。これはウル覚えで申し訳ないが1人の人間が監視(注意を注げる)できる画像数は、16分割以上はムリであるためだ。その様な多数の人員の確保など到底ムリであり、結局は録画を何かしら発生した時の証明として活用するだけである。日常よほど犯罪もしくはそれに疑われても仕方がない行動をとられている方以外は、神経質になる必要はない。

 学校内にこの防犯カメラを設置することに反対されている評論家がいるが相変わらず机上の空論がお好きのようだ。「悪いことする生徒は防犯カメラの無い所でするから意味が無い」と発言されている。しかしイジメの被害者の生徒からすれば防犯カメラのある場所は安全地帯であり、身を守れる場所でもある。学校に教室に逃げる場所があることは大切なことである。イジメる側は、悪いことをしていると思っていないからである。自分は特別な存在と思っている場合が多い。

 彼らの行動を牽制するためにも学校内に防犯カメラの設置を行うことは、イジメ防止の効果が高いと思われる。

  後は文科省にイジメの報告が出来なかった現場は懲戒処分とすることで、学校や教育委員会の逃げの姿勢に断固たる処置をとれば、イジメを隠す学校は減ると考えられる。

   また、警察への生徒の引き取りなど親がすべき義務である。学校側に、担任に引き取りを依頼するなど親権の放棄に近い。ここの線引きを明確化することで担任教諭のタダさえ多忙な時間を無為に潰すことはなくなり、クラスのことに集中できる。「『無為』とはなんだ」との非難も予測できるが、それでは生徒指導の主任教諭の専権事項とすればよい。もちろんこの教諭はベテランで担任を持っていない(雑用がない)ことが条件である。

  イジメる側は教育しなければならないが、イジメられる方は命がかかっている訳であるから、優先すべきはイジメられる方の生徒の安全確保である。「命が大事」と口先では叫ぶが、その命の危機と狭い教育の理想とについての優先順位がついていない方が多いようだ。

  イジメ問題は、人間の心の闇の部分でありこれを簡単になくすことは出来ない。それでも犯罪行為(イジメる側はそう思っていない)から、イジメられる生徒を救うのが大人の義務である。

コメント
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