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社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

田舎の選挙での20年後の結果

2007-07-24 22:56:06 | 社会常識と教育
田舎の選挙運動は、都会とは大きく異なります。JAや畜産組合、漁協の組織力は、強力なものがあります。更に、地域への利益還元が前提です。どんなに綺麗事を並べ実行しても、まず地元への利益還元です。これでは日本がダメになるのは目に見えています。新潟で地震の被害にあわれた方には大変お気の毒ですが、角栄時代に日本中が田中角栄非難をするなか、最高投票数で当選させてのが新潟県です。
この当時の新潟人にはロッキード事件などの民主主義の根幹を揺るがす大事件も、「おらが村の親父」には関係なかったようです。その新潟で大地震が続けて起こっているわけです。なにかの因縁を感じます。
 角栄時代新潟はアレだけ公共事業に税金をつぎ込んだのに、道路やライフラインは崩壊しました。自然の力だけの問題でしょうか。本来の強度を表と裏から削り政治献金となった分が脆弱になった結果ではないのかと疑いたくなります。
 国政選挙で日本の行く末を決めるのではなく、おらが村にどれだけ還元できるかが田舎の政治の要諦です。明治以来田舎の選挙の実態は変わっていないのではないでしょうか。
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