社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

歴史教育への提案

2007-04-30 19:37:29 | 社会常識と教育
 現在の日本は歴史教育が不足しているように感じます。いくら英語が話せても自国の歴史を知らないような輩は、諸外国の上層階級から相手にされません。これは、友人だった外人記者クラブを運営している会社のアメリカ人から聞いた話です。日本は世界的にも歴史が豊かな国の1つです。しかし、日本人は歴史から興味を失する方が目立ちます。そもそも「歴史」は社会科学の実証の唯一の方法でもあります。バブル崩壊は約80年前にも起きています。その時は多くの銀行が倒産しました。昭和2年にはじまる「金融恐慌」です。今回はなんとかこの歴史の教訓を生かし戦争への道には進まずに済みました(満州事変は昭和6年から)。ドイツの鉄人宰相と言われたビスマルクが「愚者は経験に学び、予は歴史に学ぶ」と発言したそうです。しかし、現在の日本人は経験から学ぶことも苦手なようです。人間は過去の経験から多くを学びますが、世代を超えてその経験は遺伝することはまずありません。「歴史」が唯一この壁を越えます。
 現在学校で教える歴史は目次に過ぎません。本当の歴史はこの目次を活用し自ら調べることにあります。また、小学校、中学校と歴史を古い方から教えていますので、高校の歴史は近代から教えては如何でしょうか。韓国が如何に歴史を捻じ曲げているか自ずと理解できると思います。この時、韓国や北朝鮮、中国とモメルことは覚悟する必要があります。
 そもそも、1965年の日韓基本条約において、過去のことは全て責任を追及しないと韓国側から持ち出した事実が全く無視されています。
慰安婦問題は最高裁が判断したようにこの条約に抵触します。それは国家間のことだからと仰る方、では日本は韓国政府の失策の後始末を行なう必要があるのでしょうか。慰安婦には韓国政府から戦時賠償すべき問題であり、日本が賠償するなどと言うことは「内政干渉」にあたります。日本に内政干渉を行なえと言うことでしょうか?
 現在の歴史教育が近代を時間数の関係か何かで教えきれていません。しかし、帰納的に行なえば、現在なぜそうなのか理解を得易いと思います。
 しかし、ここで必ず反対する代表として「朝日新聞」が上げられます。他に「毎日新聞」やそれら新聞社に連なるテレビ局と考えられます。
 特に、朝日新聞は第二次世界大戦中最も過激な戦争賛美化新聞でした。GHQ占領下でも反占領的な新聞でした。しかし、数日間の出版停止処分を受け、共産主義賛美に転向しました。それは当時の右翼勢力を共産主義者やソ連から引揚者を使い封じ込めるGHQの政策の一環でした。その後朝鮮戦争の足音が聞こえ始めると正反対にレッドパージが起こりそれを潜り抜けた左翼が会社の実権を掌握します。
GHQの占領中に米軍が部隊を展開した事が一度だけありました。それが「民戦」が主役の紛争でした。兵庫県で発生しました。この「民戦」は現在の「朝鮮総連」の前進です。そして日本共産党の下部組織でした。他のGHQの治安維持活動はMP(憲兵:軍の警察官)によるものです。
 このような歴史を表ざたにされ突っ込まれると困る勢力が多数存在します。その代表が朝日新聞社です。故に近代から歴史教育を始めるべきです。そうすればこのような勢力の暴走も止めることができます。
コメント
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