躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

引越さない理由

2009-09-11 20:31:15 | Weblog
午前中はダンス。
この1年で、いきなり体力がなくなったのがわかる。
ある曲がかかると、必ず最初から最期まで会場をグルグル走り回っていたのに、近頃その同じ曲で走ると、途中で息切れをしてしまうのだ。
ノリノリは変わらないのだけど。(笑)
年をとるってこういうことかと、またひとつ賢くなった。(笑)

お仕事を初めてダンスを中断されていた方が、また復活されて、久しぶりにランチのおしゃべり。
で、私より年上の彼女は、ぷち田舎暮らしの不便さが気になり始めたとおっしゃる。
「便利なところに引越しを考えているの。今の所では車にのれなくなったら、買い物も困るし。年とると駅前のマンションが良いと思うようになったわ。」
「この町の駅の近くのマンションが売りにでてましたよ。あそこなら買い物に便利だし」
「あら、どうせ引っ越すなら、もっと文化があるところがいいわ。」
文化・・・確かに。。。
彼女はセレブな趣味を持っている方。
「一緒に探しましょうよ」
とうちゃんも理由は違うけど引越しを考えることがある。
「そうですね。どこかの街で、また○○○○ダンスを始めて、そこでお会いするのもいいですね」

ななな何をおっしゃるうさぎさん。
私はこの町が好き。
やる気のない行政だけど、その分開発は進まず、緑が多い。
この家も気に入ってる。
建物はおんぼろだけど、頑丈で安心だし、庭も田んぼや林の借景も緑で、電線が見えない。
わけあって、自治会もなく、ぽつんと3軒。
お隣2軒とは挨拶中心で、たまに立ち話程度。
お互いに干渉せず、こんな変わり者の夫婦でも自由に暮らしている。
すっかり野生児ばあさんになってしまった今更、家を出るとコンクリートの分譲地やマンションでは暮らせないよ~。
年をとって車にのれなくなって、買い物に行けなくなれば、畑のお芋を食べてるからいいの。(笑)

そんな話をして家に帰って、庭に出てきた竹を切ったのや、剪定の小枝の後始末。
切るのもたいへんだけど、これもかなり面倒。
運び易いよう更に短く切って、何度も畑の隅に運んで行っては、燃やした。
でもさ、こんなことも、出来なくなるのは辛い。
「もう、街には住めないね」

それから、日が暮れて、庭から声がした。
近所の農家の方が自家用の無農薬葡萄を摘んで持ってきてくれたのだ。
私の大好物だと知っているからか、今年は二度目で、
また大袋にいっぱい感激感謝
やっぱり、引っ越さない。(笑)

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