躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

秋風

2010-08-20 20:52:50 | Weblog
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシも元気いっぱい。
昼間の大合唱が終わると、
夜には虫の声。
ガチャガチャ騒がしいのはクツワムシ?
鈴虫、コオロギ、マツムシ、それから「スイッチョ」て鳴いている虫の本名はなんだろう。
夜の網戸にはよくアブラゼミが静かに止まっている。
涼しい秋風が吹いて、夏もだんだん店じまいの準備かな。
ほっとするような寂しいような・・・

毎朝、とうちゃんが畑からポップコーン用のトウモロコシをもいでくる。
ドースターで焼いて食べる。
少し早めの軟らかいのが美味しい。
食べたあとの芯や皮はスープの出しになる。
堅く実りきったのは、本来のポップコーン用と来年の種用にする。
そろそろ収穫が終わりそう。
そして、次は紫色のホピ族のトウモロコシが食べごろになってきた。
その次は赤紫の大きいトウモロコシが実る。

しばらく朝の主食はコーンです。
アメリカ大陸のネイティブ気分してます。
トウモロコシは穀類。
「ついでに粉にしてみようか」と、とうちゃん。
「そんな面倒な。このままが美味しいの!」

そうなんです。
ハクビシンにもカラスにもやられず、全部無事に収穫できそうです。
周辺の畑のトウモロコシが被害に合うのは、
やはりスイートコーンだからみたいです。
全滅の畑もあります。
「そのまま生で食べても甘いからね。奴等は良く知っているよ」
と、農家の人。
虫が食べて、鳥が食べて、ハクビシンが食べて、残ったのを人が食べるってことか。

「今年は家で食べる分だけだから、そこそこの出来で良いんさ。市場に出す時は本気で作るよ。肥料をもっとやって農薬もかけてさ」
うちのトウモロコシは無肥料・無農薬で草も生えてますが、出来てますよ・・・とは言えず。
不ぞろいだし、虫が入っていたりするから、売り物にはならないものね。
しかし、そんなに頑張って、あんなにただ異常に甘いだけのトウモロコシ作っている農業て、
なんか変だと思うのです。
うちの赤紫の大きいのができたら、その農家に少し持っていってみるつもりです。
おばあちゃんが昔の味を懐かしがってくれるかな。

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