躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

暑い、熱い

2006-08-17 16:48:02 | Weblog
四国の実家の暑さは相当なものだった。
今日は降ったと思うけど、雨もずっと降っていなかったらしくて、
クーラー嫌いの私でも、クーラーの部屋が心地よかった。
私がまだ実家にいた頃は、夏の昼寝は、入ってくる風が涼しすぎて、
窓を閉めて寝るほどだったのに・・・・
温暖化はかなり進んでいるよね。

実家の暑さに、家に帰れば涼しいからと期待して帰ってきたら、
まるで熱帯雨林。
こちらは湿気もすごいね。
外でなくても動くと汗だくになってしまう。
うちには、とうちゃんの部屋しかエアコンがないので、
暑い時間帯は、極力動かないでやり過ごす。
午後からは、大抵風が出るので、木陰になるデッキにいると涼しい。
(と、ほとんどなまけもの状態)
クーラーが必要な生活なんて嫌だけど、まだ温暖化が進むようなら、
さすがに我慢できなくなるかも。

実家では、異端児(?)の私。
大人しくしてるつもりだったのだけど、やっぱり口を開くと熱くなる。
母と私の息子を前に、「このまま行くと、憲法改正になって、
そうなればあっという間に日本は徴兵制に逆戻りだから、なんとかしなくちゃ」と、
発言。
二人の反応が意外だった。
母は戦時中、学徒動員くらいで、たいして辛い経験はない。
親しい身内に戦死者もいない。
戦前の教育を受けていることもあってか、
他所の国に攻められた時のことを思えば軍隊も仕方ないという。
日本が戦争(第二次世界大戦)を始めたのも仕方ないことだったし、
負けたけれど、そのお陰で、今日の恵まれた日本があると。

そして驚いたことに、30前の息子も同じようなことを言う。
若者の間で何か偏った情報が流れているのだろうか。

そんなのおかしい!
憲法9条があるからこそ、今の平和がなんとか保たれている。
戦争(第二次世界大戦)をしなくても、もっと別の方法があったのではないか。
無念な思いで死んでいった人たちのことをもっと考えて欲しい。
日本軍に虐殺された外国の人達のことも。
それから、日本軍に殺された日本人達(沖縄や満州)の悲惨さ。
何よりも、私は徴兵制で息子を軍隊に入れたくない。
戦争に送り出したくない。
そんなになってもいいの?
個人的な感情だけど、個人が幸せになるための国家でしょ。
個人が集まって国家でしょ。
ちょっと興奮して、うまく話し合えなかった。

わたしが一番恐がっているのは、息子が人殺しをさせられること。
殺されること。
そうならないためにも、憲法改正なんて嫌だ!
戦争をしたい人たちの、したいように話が進んで行っているのが嫌だ!

そのあと弟達とも戦争の話をする機会があって、
結論は出ないけど、こうしてぐちゃぐちゃ話しながら、
それぞれが考えるきっかけを作れて良かったと、
異端児の役目を果たせた気がした。

新幹線の中で読んだ本なんだけど、
C.ダグラス・スミス著(日本在住)
『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』
平凡社
とってもいい本なのに、タイトルがイマイチで残念。
平和や環境のことも書いてあって(経済も結局は同じこと)、
読みやすくて、濃厚だった。

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4 コメント

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おかえりなさーい (malo)
2006-08-17 19:46:35
そうそう。何がいいんだか、私もわからなくなる。議論すれば、するほど。
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maloさん (躁鬱おばさん)
2006-08-17 21:00:28
ただいま~。

理屈よりも、現実感をもって、好きか嫌いかだと思いました。
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現実感をもって (じごろう)
2006-08-17 21:30:16
・・ですよね~。痛い、とか、怖い、とか、悲しい、とか、負の感情も無くなっていったら本当に怖い。。。
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じごろうさん (躁鬱おばさん)
2006-08-18 00:24:26
感じたら少し騒いでみることも必要かもと思っているの。
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