躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

今日のドジなお話

2017-05-25 20:26:26 | Weblog
今日は瞑想のことで電車でおでかけしました。
ちょっと復習をしようと、
以前のセミナーのレジメを読むことにしました。
近視が強いので、メガネを外せば老眼にならずに見えるのですが、
ずるをして、メガネを下にずらして、上目使いで見ることにし、読んでいました。

足をぶらっとさせたら、隣に座っていた年配の男性の靴にぶつかって、
「すみません」。
背広姿の年配の男性が静かにうなずきました。

それからしばらくして、読み終わったので、レジメをしまおうとしました。
そのレジメの一枚が下に落ちかけたので、
手を動かして掴み上げた時、手がメガネにぶつかったらしいのだけど、
レジメに気を取られていて、
一瞬、自分でも何が起きたのかよく分からなかったのです。

レジメを両手に持つと、なんだか視界が変!
ぼやけてる!
ということで、メガネがないのに気が付いたのでした。
あれっ?!と同時に、なぜか男性の膝の上に視線が行ったのでした。
私のメガネ発見!!
本当に膝のまんまん中に、ちょこんとお行儀よくあるのでした。

「すみません」
慌てて手を伸ばし、男性の膝から直接メガネを拾い上げ、かけ直しました。
男性は今度は微動だにしませんでした。
返事もなく。
というか、この出来事、最初から最後まで2秒くらい。
何が起こったのか咄嗟には理解できてなかったと思われます。
いきなり膝の上にピンクのメガネが降ってきて、
いきなり、女性の手が現れて・・・・・

次の駅に近づくと男性は立ち上がり、
向かいの席の男性に、
「では、お先に」と、
静かに声をかけて降りて行かれました。

あの男性とお連れだったのかと、
お連れの男性をよく見ると喪服姿でした。
よく見てなかった隣のあの年配の男性も喪服だったはずです。

お葬式帰りにびっくりな出来事に遇わせてしまったとは。

まったくもう~のドジなお話です。