誉めること

ひょんなことから、まだ習っていない気功法（同じ先生の気功）の講習を受けるはめになった。
複雑な動きが続くので、運動能力に乏しい私には絶対に無理だと思い、
先生に言われてもずっと避けていたのだけれど。
今月末の一日集中コース（７時間）までに、予習をしないといけないので、
とうちゃん（ほぼ習得済み）の指導を受けることにした。
で、毎夕特訓なのだけど、
その教え方がとても上手い！

実は私、５段階評価の通信簿で、体育と家庭科は２だったのだ。
３０代前半、ジャズダンスのお試しに行って、ツーステップができなかったというなさけない体験もある。
そんな落ちこぼれにでも、
とうちゃんはイライラもせず丁寧に何度でも繰り返し優しく教えてくれる。
で、少し覚えると誉めてくれるのだ。
普段は短気なのに。

いや～、見直した！

ところで、この間の気功教室のこと。
私が、７０代の男性に教えていると、
「誉めて下さいよ」と言われ、
びっくりした。
「おだてれば、どんどん木にも上るのだから。でも、ほどほどにしないと逆効果だけどね」
まあ、わがままだこと（笑）
「きつくて傷ついたのですか？」
「うん」（爆）
一生懸命教えて上げてるつもりが、つい、きつい調子になっていたらしい。

そうか、誉められるとやる気になるものだ。
何歳になっても誉められたいのだ。

で、いつかその男性に反対に言ってみたいと思う。
「教え方上手だって誉めて下さいよ」てね。（笑）