「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

毎日1ページ

2018年02月16日 | 今日のお仕事 
ウチの塾生を見ていると、1日あたりノート1ページ分の自学が
宿題となっている中学校が多いです。

ノート1ページで何を勉強するかは各自に任されているようで
英単語あるいは漢字をひたすら書き殴っている生徒もいれば(←わりと多い)
ワークの問題をコツコツ解いていたり、教科書をまとめたりする生徒もいます。

なんで知っているかというと、休憩時間中や、ヒドイ生徒だと塾の授業中に
取り組んでいる姿をしょっちゅう見ているため。
金曜日ともなると、土日分も一気にやろうとしている姿も見かけます。
で、チラッと前のページを見るとひたすら同じ英単語や漢字(しかも
明らかに知ってるヤツ、簡単なヤツ)が10個も20個も並んでいて
ゲンナリしているわけです。
ただの単純作業!なんという時間・労力のムダ!!
どうせ同じ時間・労力を使うなら、もっと身のある使い方をしたらいいのに…。
こういうところで差がついていくんだよな~。

簡単な方へ、ラクな方へ流れていこうとする生徒が多い中、
自学ノートにやたらと図表が書いてあるページが多い生徒を発見。
今日もまた理科の実験の図を書き写していたので
「頑張るね~。図を描き写すのはタイヘンじゃない?」と聞いたら
「絵を書く方が文字を書くよりラクだから。」と返ってきました。
しっかり覚えようとしているのかと思ったら、
字を書くのが面倒だっただけとはガッカリだわ…。

「こんなのもあるよ。」と言って見せてくれたのは
家庭科の教科書に載っていた図らしい。
牛とブタとニワトリのアウトラインに肉の部位名が書いてありました。

こういうヤツが3種類、ノートにでっかく書いてあって、そのページはそれで終わり。

「この前の期末テストの範囲!寝る前に書いたからけっこう覚えてた!
と喜んでいたので、まあいいか。…いいのかな?


コメントを投稿