「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

ありましたよね

2021年08月28日 | 今日のお仕事 
中2英語の今回のテスト範囲の中に「付加疑問文」が出てきます。

「There is(are)~.」を学ぶページに不意に出てくるので
文法的に軽くしか説明していないし、学校でも詳しい説明はなかったとのこと。
今回は教科書本文の
There was fog in the morning, wasn't there?(午前中は霧でしたよね。)から
「~,wasn't there?」=「~がありましたよね」として覚えることになっているようです。

そもそも、この教科書の本文も
初めて出てきた文法を使っているくせに、過去形、付加疑問文付き、
しかも日本語に直しにくい(説明通り「~があります」と訳しづらい)文で使い勝手の悪い文です。
新教科書は、こんな風に
文法の説明をした後に本文をすんなり訳せないパターンが多くて
生徒たちの「わかった!」「できた!」を引き出しにくいのよね(←愚痴)。

とにかく、これをもとに小テストを実施した結果。↓↓↓
次の英文を日本語に直しなさい。

妙に続きが気になるな・・・。


付加疑問文以前に treethree をと勘違いしてますよ。

正解例は「5年前に大きな木がありましたよね。」
2人ともThereを「あれら」「そこ」と訳している時点で×なんですけどね。

1度にいろんなことを詰め込むと、かえって何も身につかない-
新教科書になってから、しばしば思うところです。