「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

ユークリッド互除法

2013年11月25日 | 今日のお仕事 
高校の定期テストが近づいてきたので
高1クラスに助っ人としてちょこちょこ顔を出しています。

人数は少ないものの、いろんな高校の生徒がいて範囲がバラバラ。
確率の問題を解いている生徒もいれば、三角関数に頭を悩ませている生徒もいるし
すでにlog(対数)の計算をしている生徒もいて、何を聞かれるかドキドキしました。

今日最初の質問は、ユークリッド互除法の使い方について。
そもそも「ユークリッド互除法」って何なのか?習った記憶がない。
聞くところによると、これは昨年度からの新課程で
「数A」に取り入れられたのだそうです。知らないわけだ…。

知らないからできない、というわけにはいかないので
参考書を見ながら独学でチャレンジ。
途中で自分が何をやっているのか見失いそうになったり
あまりの理解力や記憶力の衰えに
自分の脳ミソが豆腐になっちゃったんじゃないかと歯がゆくなったり。
それでもなんとか習得し、高校生に説明してわかってもらうことができました。
ホッとすると同時に
やっぱりこういうのを読んで理解するのは難しいなあと感じました。
キチンと内容を理解している人に口頭で説明してほしい!
きっと生徒も同じなんだろうなあ。

ユークリッド互除法と同時に新課程で取り入れられたn進法の解法も
質問されたのですが、こっちは数学専門の同僚にバトンタッチ。
今日はもう新しいことをアタマに入れる余地がないわ。