「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

初めての三者面談

2012年07月12日 |   中1 
今日は中1クラスで初めての三者面談を行いました。

第1回定期テストの結果をもとに勉強のやり方を見直す、というのが趣旨だったのですが
初めてということもあって、ものすごく緊張している生徒がいたり
怒られるんだと思っておびえている生徒もいたり。
実は我々だって、初めて会う保護者に緊張したり
ヒドイ点数を責められるんじゃないかとドキドキしたりしてるんですけどね。

とにかく年々生徒たちも保護者たちも
個性的というか一筋縄ではいかないタイプの人たちが増えているのでタイヘンです。
面談が終わると、何かを吸い取られてしまったような感じで、ものすご~く消耗します。
今日も本当にもうヘトヘト。
まあ今回はこのジメジメした天気の影響も少しはありそうですが。

さて、今回の面談で特に気になったのが、保護者の方の子供に対するしつけ。

三者面談では、机を挟んで講師vs生徒+保護者という配置で話をするのですが
生徒の中には話を聞く姿勢が悪く、ほおづえを突いていたり
猫背になっていたりする生徒がけっこういます。
それに気づいて「手をしまって!」とか「ちゃんとしなさい!」と
ピシッと叱る保護者と、まったく放ったらかしの保護者と両極端でした。

中には私と保護者の方とで熱心に話をしていたら、生徒の方は話に飽きてきて
片足を椅子に乗っけて膝のかさぶたをいじり始めたのに放置。
生徒にも問題あるけど保護者にも問題ありそうだ…と思うのは私だけ?

初対面でお話をしているにもかかわらず、「そうだよねー」とタメ口の保護者の方もいました。
思わず出ちゃった言葉ならともかく、面談の間中ずっと。それが当然という感じで。

お金を払って塾によこしているわけですから、それなりに教育に関心があったり
お金に余裕があったりする方々だと思うんですが
それでこんな感じだと、学校の先生はもっとタイヘンなんだろうなあ。