「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

複文は複雑

2011年05月12日 |   誤・迷答!

中3の英語ともなると1文が長くなり、内容も複雑になります。
ですから、単に英単語の意味を知っているだけではうまく日本語に訳せません。
ただでさえ日本語が不自由なイマドキの生徒たちには
説明してもなかなかわかってもらえず歯がゆい思いをしています。

今日は、中3英語の小テストで
I hear you can ride a unicycle. を日本語に訳しなさい
という問題を出したところ、実にさまざまな解答が返ってきてビックリしました。

ちなみに正解例は「私は、あなたが一輪車に乗ることができると聞いています。」
接続詞 that を省略していますが、I hear. と You can ride a unicycle.
の2つの文を1つにつないでいる複文です。文法的には中2レベル。

しかし、生徒の解答の中でいちばん多かったのが
「私はあなたに聞いて一輪車に乗ることができた。」という感じのもの。
全ての単語を訳してはいるけど、違うんだよな~。
主語+述語の組み合わせが間違っているのが敗因です。

そのほか、この問題には迷答が多かった…。
「私はここで一輪車に乗ることができる。」 ← hearhere と勘違いしたのかな。
「私は一輪車に乗れたと思う。」 ← なんでそんなに自信がないの?上と同様 you を無視。

とどめの一発がコレ
「私はユニクロに乗ることができる。」 ← 乗れるの?