日本三名泉(有馬温泉、下呂温泉、そして草津温泉)の一つ、草津温泉の顔、あの有名な湯畑。
自然湧出量は日本一を誇り、毎分32,000リットル以上、
1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出している。
草津の旅館や温泉施設で「源泉かけ流し」ができる
のはこのおかげ。夜はライトアップされ、エメラルド
グリーンの温泉が本当に美しい。
幅20M、長さ60M、長い木樋が何本も通り、そこで
冷められた温泉が湯宿に送られる。温泉と木樋、
湯の花、湯滝が相俟って独特で印象的な
景観が創り出される。
湯畑の中に建っている石灯籠は文化12年(1815年)に
建立されたもので、湯滝灯籠と呼ばれている。
八代将軍徳川吉宗、十代家治は草津温泉の源泉を
江戸まで運び入浴したことから、汲み取った源泉
近くには「徳川八代将軍御汲上之湯」の標柱
が建っている。
4月25日湯畑の隣にグランドオープンした「御座之湯」。
江戸、明治期に草津五湯
「御座の湯、滝の湯、鷲の湯、綿の湯、かっけの湯」の一つとして湯治客に
人気があった。それを現在に再建した。
入浴料は500円、大広間利用(1時間)1,000円、
湯茶、温泉まんじゅう。浴衣の貸出がある。
大広間、浴衣に着替えて一時、湯治場に居るような
気持ちになれる。風呂は檜風呂と石風呂の二つがあり
男女で毎日変わるらしい。湯は互々「湯畑」と「万代」
の2種類がかけ流しで天井も高く、楽しめる。写真で紹介できない
のが、すごく残念だ。
湯畑から西の河原湯泉に向かう西の河原通り、
平行してもう一つ通りがあり、歴史のある温泉旅館
お土産屋、温泉まんじゅう屋、パチンコスマートボール射的など
娯楽店、飲食店など昔の古き良き
湯治場の雰囲気が残っていて、すごくいい感じだ。
「これぞ 日本の温泉街」
西の河原園地入口。現在草津町で公的管理している
六つの大源泉(湯畑、源頼朝が発見したと言い伝え
られている。白旗の湯、綿の湯、熱の湯、地蔵の湯、
そして西の河原湯)の一つ。この奥に草津温泉の
大露天風呂(500㎡の岩風呂)がある。
この写真、逆光でかえって幻想的な絵に撮れた。
お湯の川
湯気が幻想的だ
当社、保養所、アドリーム草津のエントランス。12階までの
吹き抜けは迫力がある。芸術的な写真が撮れた
と自己納得、自己満足の一枚
ロビー内、向こうの窓越しにナウリゾートホテルが
見える。
昨年12月に全面改修された浴室、今までは温泉が左側の
丸い風呂一カ所だけだったが、あまりに熱くて、水を入れて
冷やし、それが元でよくトラブルになっていた。今回の改修で
40℃位の温泉が一つ増え使い分けられるようになった。
ここの源泉は万代鉱で、1970年に硫黄鉱山の杭道から
噴出した新しい源泉。摂氏90度以上もある。
仕事でストレスが溜まるとここに来て、温泉に入ると本当に
癒される。