スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

北野天満宮と梅花祭

2023-03-23 06:03:22 | 自然

2月25日は菅原道真公の命日の梅花祭が開催。

この梅花祭の歴史はなんと約900年、本当にすごい歴史の重みだ。

梅は御祭神であられる菅原道真公がこよなく愛された鼻に御神縁深き愛木として親しまれて、

道真公が京の都を去る時の歌があまりにも有名だ。

「東風が吹かばにほいおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るるな」(拾遣和歌集)

毎年梅花祭では野点大茶湯が開かれる。

この行事は昭和27年から始まったそうだ。

ここ文道会館では野点拝販券が2,000円で販売され、恐ろしいくらいの長蛇の列が出来ていた。

お茶会ということで着物を着た外国人の並んでいるのが一際目に付いた。

重要文化財の中門と呼ばれている三光門前に見事に咲いた白梅と

鼻の庭入口に1本圧倒的に存在感のあった紅梅。

悪疫除札付「思いのまま」初穂料1,000円の授与所と各願いのお札の古神札収め所。

完全にガードされた梅花祭野点大茶湯の風景。

多くのカメラマンがお茶会の雰囲気を撮ろうと立派なカメラを持って

シャッターチャンスを狙っている中を一ブロガーが一緒になって写真を撮ってみました。

この日は花街上七軒の舞妓芸妓が総出でご奉仕だ。

それにしてもすごい人出だ。

境内一円を梅の香りが包む。

まさに「にほいおこせよ梅の花」だ。

北野天満宮梅苑は「花の庭」と称して妙満寺塔頭、

成就院「雪の庭」清水寺塔頭成就院の「月の庭」とここで雪月花三名園といわれている。

ここ梅苑「花の庭」には菅公ゆかりの梅50種類約1500本が植えられ、

白梅、紅梅、一重、八重の梅が咲き競っている。

梅苑の中に新設された展望台。

梅苑360度が見渡せて、絶景を大いに楽しむことができる。

広い梅苑の一角にはお茶とお菓子をいただきながらゆっくり休憩できるお茶屋がある。

ここを運営しているのは上七軒にある老舗菓子舗「老松」のようで和菓子と昆布茶が振る舞われていた。

本殿の裏手には豊臣秀吉が京都を守るために作った有名な土塁「御土居」があり

下には紙屋川が流れ、この高低差は人工的なもので秀吉のすごさが伝わってくる。

ここは梅というよりは秋のもみじの紅葉で有名な場所だ。

2万坪の境内一円に紅白の梅が咲き競い京都に春の訪れを告げる。

改めて「東風(こち)吹かばにほいおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るるな」

昼間は気が付かないが梅の花の影にガラスのランタンが。

明日はライトアップの花の庭をアップします。

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さくらもち)
2023-03-23 07:36:50
父方の祖父母が西陣に住んでいたので、子供に頃よく北野天満宮に連れて行かれました!
返信する
Unknown (スミダマン)
2023-03-23 08:09:06
おはようございます!いつもコメント有難うございま す。スミダマンは親せきに京都の人が一人もいないので
さくらもちさんのような体験がないのでうらやましい限りです。
返信する