スミダマンのほのぼの奮戦記

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リュブリャナ旧市街 その1(スロベニアの旅)

2019-08-10 06:27:24 | 旅 ~海外

スロベニア共和国の首都はリュブリャナ。人口が33万人。

ドイツ語ではライバッハと呼ばれ、ハプスブルク家の

支配時代が約500年の長きに渡って続いた。

赤レンガ屋根の家々が並び、緑にあふれる町は

落ち着いたたたずまいを見せている。

いよいよリュブリャナの古い市街地に入ってきた。

建物も一つ一つ風情があって味がある。

スロベニアの歴史を簡単に記すと6世紀末、

スラヴ人(スロベニア人)がここに定住を開始。

アヴァール王国等、異民族による支配が続いた。

1282年、ハプスブルグ家の所領となり、

以後1918年までハプスブルク帝国の領となった。

1945年ユーゴ構成共和国の1つとして発足。

1991年独立と主権を宣言。

1992年EU各国等が国家を承認した。

市内で最髙級のホテル、グランドホテル・ユニオン。

国家元首などが宿泊するホテルで、

クリントンアメリカ大統領も泊まったとの事。

このホテルの近くに建っていた派手な模様の派手な色のビル。

柄はイスラムかアフリカンの流れをくんだような目立つビルだ。

この建物も素敵な建物でちょっと控えめな印象だが存在感があった。

特に軒天のファザードは素晴らしい。

この街の中心部、三本橋近くのプレシューノレフ広場周辺には

次々と素晴らしい建物が並んで建っている。

下の写真はアールヌーボの影響を受けているデパートだとか。

リュブリャナの中心広場、

プレシェーレン広場にあるフランシスコ会教会。

イタリアの影響を強く受けたルネッサンス建築の教会だ。

ピンクの外観が目立つ可愛らしい外観だが、

内部は落ち着いた色合いのクラシックな造りだ。

又、この広場に堂々とした銅像があったが誰の像だかはわからない。

銅像の頭の背後に居る像が何を意味しているかが気にかかる。

プレシェーレン広場の南側に流れるリュブリャニツァ川に架かる

「三本橋(トロモストウィエ)」は市内で最も有名な橋といわれている。

この三本の橋は並列ではなく、

市内のほぼ中心から放射線状に広がっているのが特徴。

1930年代に街の景観を創造したといわれる

スロベニアの建築家ヨジェ・プレチニックによる設計だ。

三本橋を渡り、川沿いに歩いていくととても雰囲気のある

等間隔に立てられ柱の回廊のような所に出る。

ここにはアイスクリーム屋などの屋台が並んでいていい感じだ。

そういえば気のせいかこの旅先ではなぜかいつも

おいしいアイスクリーム屋の話が出てくる。

鮮やかなブルーのドームと2つの塔が印象的な

聖ニコラス大聖堂(リュブリャナ大聖堂)。

スロベニアにキリスト教が布教されたことを記念して1708年に完成した。

1701年から1706年にかけてイエズス会の建築家

アンドレア・ポッツォによって建てられ、

内装はイタリアのフレスコ画家ジュリオ・クアーリョにより

描かれており、豪華で美しい光景が広がっている。

現スロベニアドアという名前のフロントドアは、

1996年からスロベニアの領土でキリスト教の1250年代の記念日と

教皇ヨハネパウロ2世の訪問で作られた。

因みにパウロ2世はポーランド出身で教皇を27年間務めた。

リュブリャニツァ川に架かる肉屋の橋。

有名な三本橋と竜の橋の間にある。

この橋はごく最近になってから観光用に造られたような歩行者専用の橋。

両脇がガラス張りになっていたり、

初めから愛の南京錠を取り付けるためのワイヤーが張ってある。

現代アートのオブジェもあれこれ置いてあってとても個性的な橋だ。

 


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