スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

プレカット工場見学

2016-08-19 06:07:21 | お仕事

茨城県坂東市にある日本一のプレカット工場、ポラテック㈱

坂東工場の工場見学及び研修会に参加して来た。

ポラテック㈱(旧社名は㈱中央木材)は

越谷市に本社があるポラス㈱(旧社名は㈱中央住宅)の

グループ会社で、坂東工場以外に、滋賀工場、富士工場

東北工場のプレカット工場を擁する会社だ。

坂東工場は広大な敷地(約3万5000坪)の中に

テクノフィールド・マイスターフィールド・クリエィティブフィールドの

3ヶ所に分かれ、月産8.5万坪、30坪住宅閑散で

約2830棟の生産能力を持っている。

プレカットとは住宅建築における木工事部分について、

現場施工前に工場などで原材料を切断したり加工を施しておくこと。

従来の工法と比較してプレカット工法のメリットは工期短縮や

現場での産業廃棄物抑制、積算制度の向上などによる

コストダウンが図れる。逆にデメリットは例外的な事柄に

対応するのが難しいと言われている。工場内には

「安全は一人ひとりが主役」21世紀の安全企業ポラテックの

看板が大きく掲示されていた。

広い工場内を説明を受けながら見学。工場には加工設備機械として

横架材4機、柱材4機、小屋束2機、多棟木拾い装置が設置されていた。

印象深かったのは機械化オートメ化が進み、人気があまりなかった事。

一部ロボット化も導入されていた事だ。

工場内のテクノフィールド製品置場には、ご覧の様にたいへんな数の

プレカットされた材料が各現場互に整然と置かれていた。

ポラテックのすごい所

①供給力

海外15ヶ国30社以上からのグローバルな資材購買で

安定品質と安定供給量を実現。

②組織力

CAD図製作による国内7拠点、海外3拠点との連携で

高め合う生産性と構造計算 連動と3次元立体解析による構造計算

③生産能力

多棟木拾い装置、ツインターボ、5軸加工機、ハガラ材加工機、

合板加工機などによる生産能力の高さ。

④提案力

一般流通材と住宅用プレカット加工機を使うことによる経済性と

金物工法幅狭壁などのオリジナル商品の提案

⑤応用力

オリジナル商品(ボルトラス、STTシステム、パルテノンゲイト、ウッドイノベーター)

による中大規模建築への応用。

⑥発進力

ポラテックプレカットの歴史と生産量・人員数による発進力。

これがプレカットされた部材。細かい部位。緻密な

プレカット技術には本当にビックリした。

ポラスグループは地域から世の中全体へと活力をもらたす

Jリーグの精神に賛同。そんな思いから2013年より

トップパートナーとしてJリーグ浦和レッズの協賛を行っている。

 


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