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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

日本の宿 古窯 

2016-06-27 05:55:36 | ホテル・旅館

山形の宿泊はかみのやま温泉「古窯」。プロが選んだ

日本のホテル・旅館100選で総合5位、企画部門ではなんと1位に

選ばれている人気旅館だ。古窯の歴史は意外に新しく、昭和26年

7部屋からスタートした。現在は収容650名 140室。

因みに、上の山温泉は7ヶ所あり、当館はその中の葉山温泉にある。

旅館名に由来する古窯のベース陶芸、お客も楽しめる楽焼画房があり、

夜9時までに完成すると翌朝出来上がる。(1000円~3000円)

玄関を入ると正面にとても立派な白い蘭の鉢植えが目に飛び込んでくる。

古窯の売りの1つに、至る所に生けた生花がある。

その数200ヶ所もあると言う。

ティーラウンジ。「花むかえ」

玄関の右奥のフロントコーナー。女性従業員の濃紺の着物がとても爽やかで

印象深かった。従業員の平均年齢が30歳位ととても若い。

我々の部屋の担当者も18歳の新入社員と言っていた。

因みに仲居さん1人で4部屋を担当しているとか。

この数がおもてなしの評価につながっていると言われている。

待ち合いロビーと売店「奥の細道れん街」売店では人気商品ランキングが

出ていて、いきなり来ても選びやすい。朝出発前の茶器から

作る昆布茶は殊の外旨かった。

これまで古窯が頂戴してきたご縁そのもの。館内にある各界の

著名な方々の作品を展示した楽焼ギャラリー。種々な

有名人が一筆書いて約4000枚もあるそうだ。

たまたま我々の部屋の前がかなり広い屋上庭園となっていた。

当旅館は他にも種々な工夫がされている。

昭和57年に造ったという1階の「おしゃれなトイレ」。

言われて入ってみたが、もう時代遅れになっている。この看板は下ろした方がいいと思う。

大浴場に掲っていた山形方言「山形弁」。米沢ボランティアグループの

「おしょうしな」はありがとう。「・・・けろ」はください、

「いぐねぇ」はいいんじゃないはよく耳にしますよネ。

大浴場「紅花風呂」の露天風呂。出羽三山の名を付けて未来の湯

現在の湯 過去の湯の3つに分けている。

昭和63年花の館を増築した時に導入した実物十分の一のサイズの

「北前船」。この船で紅花を京都へ運んだ 紅花船。

この年に「陶芸のホテル古窯」から「日本の宿古窯」に館名を変えた。

館内に沢山ある生花の1つ、オレンジ色の花が「紅花」。

ここが朝食会場のコンベンションホール「紅の花」

かなり巨大で1000人収容できるとか。又日本で初めての

システムが導入されているが後程、ご紹介します。

ここの所宇奈月温泉、箱根温泉とホテル旅館の朝食のアップが続いたが、

古窯の売りの1つに54品種程(朝食なにの米沢牛、山形牛も出しているとか)の

メニューが並んだ朝食があるという。

これはもうメチャクシャ期待だ。ではその数々をご紹介しましょう。

小鉢、漬物(茄子 キャベツ漬け各種に納豆  たらこ 昆布巻等)

3種の焼物、煮魚、烏賊刺に玉子焼と朝食の定番メニューが続く。

その中でグリーンの山形名産だしこれは旨かった。

沢庵のお茶漬けコーナーがあった。山葵、海苔、あられに三ツ葉。

2膳目はこれに決定。

朝食にはチョットヘビー系な牛肉野菜炒め。ここの鉄板で調理している。

やはり鉄板焼きで目玉焼きとフレンチトーストを焼いていた。

牛肉のピリ辛煮。これはいなとり荘のレシピに近い系統だ。これいただき。

肉じゃがに筑前煮。朝食の煮物は脇役でない、メイン料理だ。

な、なんと天婦羅コーナーがあるではないか。これは夜のパーティ料理だ。

この写真を見るとなんとなくわかる思うが、

このエリア(天婦羅から目玉焼き、牛肉野菜炒めお茶漬けまで)は

オープンキッチンになっている。夜のパーティーの時は

会場を真っ暗にして料理の鉄人の音楽に合わせて炎を燃やし

ホールと調理場との境のシャッターを上げる。

演出効果抜群でプロが選ぶ企画部門全国第1位を毎年もらえるのは

こうゆうことからだと思うとの事。

他に洋食、パンの写真もいくつも撮ったが、この写真でご容赦を。

米沢牛のつみれ入りあったかポトフ。成程、米沢牛はこうゆう所に使うのか。

きっと牛肉野菜炒め、牛肉のピリ辛煮にも使っているのだろう。

最近はごはんの拘りも半端じゃない。だいたいご当地産を使っているのが、

古窯さんは少杭がけ自然乾燥米の「つや姫」を

使っているとの事。ここまで書かれるとわかりましたという感じ。

これがデザートコーナーだが、他にもサラダバー

お惣菜コーナー、豆腐 温泉玉子等々掲載していない料理が

数えてみたら26種類もあった。

これが古窯で食べた朝食パレット。ここ1ヶ月でこんなブログを

3回もアップしてしまい、なんとなく気が引いている状況です。

「よく働き、よく遊び、よう食べる」この気持ちこの精神が大事と自己納得。

縄文の風、1300年前の奈良朝時代、祝部土器を焼いていた

窯跡が昭和30年に増築工事の時発見され、発掘時のまま

窯神社として保存されている。現在山形県の重要文化財となっている。

朝見送りをする2代目の超美人女将。元JALの国際線スチュワーデス

だったそうだ。初代女将はNHK連続テレビ小説

「女は度胸」のモデルになった。やはり山形といったら花笠。赤いのが紅花。

3階の目立たないコーナーにあった「がんばろう東北」のダルマ。

あれから5年3ヵ月の時が流れた。熊本震災の前だけに過去になりつつ

あるのが恐ろしい。このダルマはそのことを教えてくれる。

 

 

 


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