http://kyoto.brightonhotels.co.jp/index.html
最も京都らしさの真ん中、京都御所より歩いて約5分ほどの町小路に
くつろぎとゆとりを綾なす京都ブライトンホテルがある。
このホテルの運営会社は浦安ブライトンホテル、東京ベイ、
東京ディズニー・セレブレーションホテル、シティ大阪北浜なども経営している。
尚、このホテルの建物は設計は日建設計、施工は熊谷組で
昭和63年6月15日付で建築業協会賞を受賞している。
ホテル玄関の横に別棟でチャペルがある。
「大切な人に 大切な日に その日のためのブライトン」。
知恩院の夜桜を見物して夜8時半頃チェックイン。
当ホテルには一昔前のお正月にお世話になって、とても良い印象があった。
特に正月のおせち料理が素晴らしく、今回2日間お世話になることにした。
エントランスを入ると広々としたアトリウムの大空間の中で開放的なロビー。
その一番目立つ所にしだれ桜のオブジェが目に飛び込んできた。
京都ブライトンホテルのキャッチコピーがまた凄い。
「京都時間へお帰りなさいませ」
「京都人さえもが恋するホテル」
京都時間、京都人とはすごく奥の深い言葉だ。
客室廊下から見た広さ約700㎡(212坪)、高さ約23mのアトリウム大空間。
そして2基のシースルーエレベーター。
この2枚の写真を見れば当ホテルの全貌が伝わると思います。
フロントデスクエリアもちょっと抑えめのお洒落さがあっていい感じ。
当ホテルは「JTBが選ぶサービス優秀旅館ホテル2019」、
「じゃらんアワード2019 BEST1(近畿・北陸ブロック)」、
「トリップアドバイザー9年連続エクセレント認証」など
数々の賞に輝いたハートのあるホテルだ。
海外のホテルではたまに見かけるロビーの中にあるラウンジ・バー「クー・オ・ミディ」。
このエリアはお客様同士の視線が交わり合うことのない、
話し声を響かせることのない空間に柔らかな自然光がそそぐ、
高瀬川を模した水流の優しい音に和み、そして憩うという表現になる空間だ。
これが当ホテルのインフォメーション板。
玄関エントランスの上に大きな壁面に暖色系の壁画が。
あるお客がこの絵を見て「○○さんの絵だ」と言っていたが誰だかわからない。
アトリウムをぐるりと囲むゆったりした廊下。
片壁がオープンの為ほんのり明るい。
手すりの横には造花とはいえ全フロア―にぐるりとアイビ系の緑が優しい雰囲気を作っている。
当ホテルは客数総数が182室ある。
今回はエグゼクティブツイン42m(12.73坪)の部屋を予約。
ドアを開けるとそこは京の町屋をイメージした奥行きのあるゆったりとした部屋で
左側奥にはカウチベッド的なものも置いてあった。
バスルームもトイレと分離されてゆったり。
出入口のニッチコーナーには和紙でできた「まったり」のしつらえ。
ルームサービスには京都のホテルらしく抹茶セットという徹底さ。
確かに「さりげなくも京の風情をただよわせ、
思い思いの京都時間を愉しめるしつらえ」というフレーズに納得だ。
ここが朝食(洋食)会場のテラスレストラン「フェリエ」。
手前の水路が高瀬川を模したもの。
まだ早朝なので人気がない。
これがフェリエでの朝食メニュー(7:00~10:30)。
これだけを食べに来ると3,300円もする。
どうやらここのシェフは料理のオリンピックのアート部門で表彰されたようだ。
当ホテルの朝食はメディアランキングで西日本第1位だそうだ。
これがテラスレストラン「フェリエ」の店内風景。
あえて和洋の朝食をとらず2日間ここの同じ洋食を選択してしまった。
それは・・・
ここはコロナ禍でほとんどのホテル・旅館がやめたビュッフェスタイルを
徹底した感染防止策をとって続けていた。
まずこのこだわりのすごさに感服。
小さなコップ状の中に入っている冷製オードブル9種とフルーツ9種。
これが第一にすごかった。
特にオードブルの味はほとんどのものが、翌日も来させる旨さだった。
かなりシンプルなのに素材の良さとちょっとした味付けがそうさせたのか。
ビュッフェ式のパンとフレンチトースト。
このフレンチトーストがすごかった。
パンは焼きたてのもの2個はウエイトレスが席に持ってきてくれる。
的鯛のエダムチーズ焼き、香草ソーセージ粗挽き・ソーセージのアニス風味、
お野菜とペンネパスタのバジル風味、ベーコンとリヨネーズポテト。
これが選んだ朝食の全部。
旅先の温泉、ホテルの朝食でまた悪い癖が出てしまった。
昨年体調を崩し、カロリーコントロールをしなくてはならないのに
グルメの魔力に今回は完全に負けてしまった。
これが冷製オードブルとコーンスープと最近朝食に登場するようになったビーフカレーライス。
このカレーがすごく美味しくて2日目の和食を放棄させた元凶でした。
朝食のカレーライスってこんなに旨かったのかナー。
徹底したコロナ感染防止の一つがこのビニール手袋の着用とその都度の処分。
ビュッフェスタイルだからわかるが、その徹底たるや脱帽です。
こちらが朝食和食会場の京懐石「螢」と朝食メニュー。
ひと通りメニューに目を通したが、今回は訴えてくるものが弱かった。
コースは、あさげと朝粥を選べてきっと美味しいのはわかっているが、
ビーフカレーに負けてしまった。
ホテルの部屋の眼下に見えた満開のソメイヨシノ桜と純和風の大邸宅と隣の京町屋の長屋。
この大邸宅は事業で大成功したオーナーの自宅だとか。
名を聞けば「あー、あの人」とわかるような大物経済人だそうだ。