さいたま市見沼区で昨年8月着工した「はんがい眼科」さん。
鉄骨造3階建で様々な要素があった現場であった。
(2016-12-28付ブログ参照)
当社もISO14000を取得し、環境面でも色々と配慮をしている。
この様に現場から出るゴミを廃プラスチック類、段ボール、
木くず、金属くず、混合廃棄物、石膏ボードなどに分別して廃棄している。
1階待合いロビー部分の内部足場。1階から2階まで吹き抜けになっており、
墜落防止には特に配慮しなければならない。
因みに建設産業の死亡事故で一番多い原因は墜落、転落事故だ。
今回の一番の特色は中国製の製品を多く採用した事だ。
その為にオーナーをはじめ、設計事務所そして当社の社員も
その調達の為に上海まで行って来た。その中の一部で手配ミスがあり、
工程に大きく影響を与え、結果的には大突貫工事に成ってしまった。
この事は次のAfterで紹介してみたい。この大判の大理石タイルも
広東省佛山市からの輸入物だ。
3階の内部足場と当社現場担当者と内装協力業者との打合せ風景。
3階の作業風景。最近道路工事など土木工事現場で目にする様に
なった提灯型の照明器具。光がストレートに来ないで、
ボンヤリと目に優しい器具だ。
当現場はワンフロアーが広く、間仕切った部屋が多い為
作業員が60~70名入っていても各作業現場に散ってパラパラとしかいない様に見える。
非常階段の足場は狭く、人が通るのにようやっとのスペースしかない。
慌てると事故になりやすい場所だ。
現場事務所2階の現場所長はじめ監理者の机と打合せコーナー。
そして1階の作業員の詰所並びに休憩所。最終的には
突貫工事に成った為、多い日で約120名程の作業員が入り、
作業時間の夜中の1時~2時までも作業が続いた。
その為社員も2日間連続で徹夜になってしまい、
7㎏も体重が痩せてしまったと言っていた。
近隣の方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。