スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

熱海温泉 旅荘 三平荘

2019-03-09 06:27:14 | ホテル・旅館

https://sanpeiso.com/

熱海駅から徒歩約15分、熱海の賑わいの中ほどに

思いがけない閑静な佇まいの旅荘が当館だ。

創業は昭和23年、70年の歴史がある由緒ある老舗旅館だ。

今回当館で長唄のおさらい会を企画し、日本文化の

真髄に触れる贅沢な時を過ごしてきた。

三平荘には人との優しい語らいと自然とのときめきの出会いが

旅の幸せを感じさせるものが全体に漂っていた。

正にここには「くつろぎ、もてなし、ぬくもり」があった。

部屋ごとに深い味わいを伝える数寄屋造りの離れが3部屋あり

和の香りが漂う風情が流れていた。旅荘の廊下を進むとオートドアーがあり

そこから奥が離れの特別室に成っている。

我々は皆そこに泊まることができた。

 

離れの中でも一番大きな葵の間。部屋が大小6部屋もあり

1つは掘りごたつに成っている。内風呂は半月形の半露店風呂に

なっていて中々豪華な温泉だ。外には専用の庭があり、

裏の部屋からは大風呂に行ける築山の庭もある。

天井は格天井で格調が高い。ちょっと古く感じるのが残念だ。

こちらは光の間。やや洋風の造りで隠れ部屋のベットルームがあった。

内風呂の檜風呂で洗い場も広い、内障子も満月ぽい大きな窓や

一部かわいらしいステンドグラス窓があり、なかなか趣きがある。

やはり離れ的な所にラウンジがある。ジャズが流れるラウンジは

クラシックモダンの造りで、お洒落な雰囲気があり、

すっかり気に入ってしまった。三平荘は全部で客室11室と

そこそこの規模の旅館でありながら部屋数が意外に少ない。

収容人員は40名だそうだ。

 

大風呂の脱衣室は撮れたが肝心の浴室を撮るのをうっかりしてしまった。

外にはこの岩風呂と大きな円形の檜の露天風呂がある。

大浴場から外廊下は湯上りが気持ちいい風を感じることができる回廊になっている。

これが2月の宴会料理。大いに期待していただけにちょっぴり

期待が空振ってしまったかな。失礼!もう少し垢抜けていたら

言うこと無かったのだが。

浦和東ロータリークラブで長唄同好会のお浚い会の会場。

ご覧のように緋毛氈を敷いて立派な舞台になっている。

お浚い会後はここが宴会場に。三味線の先生は東音会の二人と

人間国宝宮田哲男先生の直門下生の東音の長唄の先生の指導により

女性会員が「岸の柳」をご披露。全部で8曲、9名が熱演熱唱をした。

因みに長唄東音会とは東京芸術大学音楽部邦楽科で

長唄を専攻した方たちによる演奏グループを言う。

そして圧巻の光景は宴会に入って東音会と熱海芸者さんの

コラボ演奏で先生が初めて舞踊を披露してくれた。これには感激!!

これが三平荘の朝食。熱海と言ったらやはりアジの干物は欠かせない。


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