スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編446~

2023-05-01 05:50:01 | 食~番外編(都内)

洋食 黒船亭

東京都台東区上野2-13-13 キクヤビル4F

TEL 03-3837-1617

定休日 月曜日

営業時間 11:30~21:45

https://www.kurofunetei.co.jp/

上野不忍口から徒歩4分ほど、駅から比較的近く、

クラシカルな洋食屋さんとして洋食店業界の中でトップクラスの評判の名店だ。

当店はこのビルの4階にあり、さらに7階には黒船亭の貸切お食事空間として

多目的ケースペース「K SPACE」がある。

以前から一度来てみたかった洋食屋さんだ。

黒を基調としたインテリアを使用し、シックで大人の雰囲気がある落ち着いた空間が広がっている。

黒船亭の創業は1902年(明治35年)。

初めは鳥鍋からスタートした。

その後大正6年「カフェ菊屋」としてハヤシライスを提供。

昭和12年「雨月荘」として純日本家屋で本格的な中華料理を提供していた時代もあった。

そして「日本人の口に合う気軽に食べられるフランス料理があったらいいな」

そんな発想から生まれたのが黒船亭の料理だ。

清潔感あふれる開放的で広々した店内。

四季折々の花がお客を迎えてくれる席は全部で40席。

規模のわりに働いている男性女性が多い。

しかもベテランスタッフのさりげない気配りでサービスへのこだわりを強く感じた。

素晴らしい心のこもった対応に大いに感じるものがあった。

当店はいくつものこだわりがあるが食の安全と品質向上のために食材だけでなく、

料理を構成する「水」「油」「塩」「米」などにもこだわりを持って調理しているそうだ。

 

 

それでは黒船亭のメニューを勇気を持って撮ってきたので詳しく紹介しましょう。

ご覧のように美しい写真とともに各メニューに説明、コメントが書かれており、

見ているだけでワクワクしてくる。

一通りメニューに目を通した中で一番感動したのは6種

(カニコロッケ、タンシチュー、エビフライ、ミニビーフシチュー、

ひとくちイカのスミ煮、ひとくちハヤシライス)のミニサイズが用意されていることだ。

これにはスミダマン、いたく感動した。

(スミダマンは後日、このミニメニューを活用する行動に出た。)

スープはコンソメスープ、オニオングラタンスープ、

そして本日のポタージュスープの3つがある。

本日のスープはにんじんスープで早速スモールサイズの600円をオーダー。

これが絶品中の絶品でいきなり心の中で唸ってしまった。

続いてサラダは黒船亭オリジナルのミックスサラダ、やはりスモール700円をオーダー。

特製ドレッシング付きだが、これは逆にオリジナルのわりには平凡でいまいちだったな。

そして本日のメインディッシュ。

色々迷い悩んだ中で名刺代わりは揚げ物から入ることにした。

ボリュームたっぷりのメンチカツ(レギュラーサイズ)2,500円。

特製デミグラスソースが付いています。

まず着皿した時のメンチの大きさというより厚さにビックリ。

そして衣のカリカリ感。

時間をかけて揚げた技が伝わってきた。

素晴らしい味だ。

グレートこのメンチはメンチの領域を超えている。

来て良かったとつくづく思う瞬間であった。

特に黒船亭のデミグラスソースは様々な素材をコトコト煮込み

丹念にこすという工程を1週間以上かけて作るそうだ。

この洋食の華デミグラスソースに脱帽だ。

こうなるとお店の天井の梁みたいなデザインが黒船の船床に見えてしまうから不思議だ。

こちらはテイクアウトメニュー。

特にドライフルーツがぎっしり詰まったパウンドケーキ「ジュエルケーキ」は人気がすごいらしい。

こちらはデザートメニュー。

フレンチトーストがデザートに入っている。

また、TODAY’S CAKEというのがあって本日はガトーショコラとフルーツタルト。

 

 

 

スミダマンは黒船亭の味、雰囲気、サービスのこだわりにすっかりはまって

早速、このエリアに用があったのでまた再訪してしまった。

(その2)

今回は相方と2人でミニサイズメニューを大いに活用して

黒船亭の定番人気メニューを1つでも多く味わうことにした。

最初はアミューズ代わりに黒船亭の人気オードブルのひとつ「ひとくちイカのスミ煮」600円を注文。

すごい優しい味で奥深い。

これも洋食なのかと素直に納得した。

この日の本日のスープは変わったところで「青ネギのスープ」。

店の人も言っていたがあまり作らないレシピだそうだ。

残念ながら先日のにんじんスープに比べるといまいちでした。

これが今回の目的の1つ「ひとくちハヤシライス」700円。

ちなみに黒船亭の人気ベスト3は①ビーフシチュー②オムライス③ハヤシライスだそうだ。

ハヤシライスはすごくマイルドな味。

その中にトロトロに煮込んだ牛肉の舌触りが素晴らしい。

残念だったのはメニューの通り、ほんのひとくちしかなく、

もっと食べてみたかったなー。

そしてもう1つの目的昔懐かしいといわれているオムライスのスモール1,200円を賞味すること。

ブイヨンで炊き上げたチキンライスが美味しいというコメント。

自慢のオムライスはチキンライスより卵のきめ細かさと厚みに他にはないものを感じた。

シンプルな料理だけにその差を感じるのは難しいが

とにかく心のこもった味が伝わってくる。

相方が今回こだわったのがデミグラスソースと特製ゴマ醤油の

2種のソースが付いたハンバーグステーキ(レギュラー)2,500円。

その一部をシェアさせてもらったが、ひとくち食べて感じたのは合い挽き肉のバランスの素晴らしさ。

まさに手作りの味を厳しく守りぬいてきたというエッセンスを感じる秀作だ。

今回は満足の仕上げにデザートも注文。

表面のパリッとしたカラメルと滑らかな舌触りが美味しい自家製のクリームブリュレ「ラ・レーヌ」600円。

まさにプレミアムな時間であった。

さあ残った目標は頂点の「ビーフシチュー」4,800円だ。

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本日の1日 (muusunfuusun24)
2023-05-01 06:20:58
30年ほど(当時アラサーくらい)前、お気にの女性を連れてはよく訪問してました。
特に夜、美味しいものツマんで飲んで。
がっつりとコースを味わうことは無かったなあ。

当時、なぎら健壱さんも常連で結構お見掛けしましたよ。
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Unknown (Keiko(けいこ))
2023-05-01 06:24:33
おはようございます。
ここ 行きたいお店にいつも入ってるのに未だ行けず(泣)
丁寧なご紹介ありがとうございました。
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Unknown (スミダマン)
2023-05-01 09:28:38
keikoさん、コメント有難うございます。 
いつも楽しくブログ拝見させていただいています。 
黒船亭、噂にたがわずとても良い洋食レストランでした。味の方は当然ですがプラス接客が気持ちがよく、
とても居心地の良いレストランでした。
是非機会があったら行くことをお勧めいたします。
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Unknown (スミダマン)
2023-05-01 09:37:22
muusunfuusun24さんにとって黒船亭は思い出の場所なのですね! 
夜はまた雰囲気が違ってロマンティックな感じにかわるのでしょうね!
ここには有名人が来るのわかるような気がします。
スミダマンも黒船亭はまた行きたい洋食屋さんの一つになりました。
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