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京都洛北・鷹峯のふもと、約35,000坪にもおよぶ「しょうざんリゾート京都」の
広大な敷地の中にある庭園が「しょうざん庭園」だ。
今年も例年の秋の紅葉ライトアップが行われていた。
この写真の左側がチケット売場。
真ん中奥が庭園の入口の門だ。
入園料は700円で11月11日(金)~12月4日(日)、PM5:30~PM8:00(閉門)まで紅葉を思い切り堪能できる。
こちらが正門の福徳門。
なんと立派な門なのでしょう。
お庭に入るといきなり北山杉の秘園の中、
樹齢450年の台杉がライトで浮き出されて目の前に迫ってきた。
楓の紅葉もそれに負けじとばかり魅力的な姿で迎えてくれた。
まさにこの光景は言葉では語り尽くせない妖艶な世界であった。
四季折々に表情を変える北庭園には紙屋川が流れ、
しょうざんの迎賓館をはじめ、日本の粋を集めた茶屋や屋敷が点在している。
そして特別にライトアップされた空間は紅葉に包まれた風雅で幻想的で息を呑むようだ。
もともと北山杉は600年以上の歴史を持ち、
仙洞御所、桂離宮、修学院離宮などに用いられた朝廷御用木。
現在は「京都府の木」に指定されている。
台杉とは1本の親杉から幾本もの垂木がとれるもの。
しょうざんにある3,000本の北山杉はすべて北山から移殖された台杉。
いずれも350年から500年の歴史を持つ。
今回の秋の紅葉の京都で極めつけの紅葉がこの迎賓館「峰玉亭」の前の
池に映った恐ろしいほど妖艶な紅葉の姿でした。
実際はこの写真では十分に伝えられないほどの素晴らしさです。
まさに百閒は一見にしかず。
読者の皆さん、この興奮を味わいたいならば是非一度来て見て下さい。
本当にすごいですから。
しょうざん庭園
なんとか皆さんに池に映った紅葉の樹木の深さを、
底なし沼のような深さを伝えたいと動画も撮ってみました。
この深遠な風景は関係者に聞いたところによると、
照明技術の進化によってなせた技だそうです。
本当にすごかった!!
池もそうだが闇夜の空に登っていく北山杉の雄姿も感動的であった。
以上、幻想的なライトアップされたしょうざんリゾートの庭園であったが
翌日昼間の庭園を訪ねて夜の池の恐ろしさの仕掛けの裏側を見にまた行ってきました。
これが「しょうざんリゾート京都」全体の案内図。
約35,000坪もあるそうだ。
この案内図の右側に最近オープンしたヒルトンのラグジュアリーリゾートホテル「ROKU KYOTO」。
LXRHotels&Resortがある。
コンセプトは「Dive into Kyoto」だそうでぜひ一度見に行ってみたい。
一夜明けた朝6:45頃のしょうざん庭園チケット売場と正門「福徳門」。
真紅に紅葉した樹々と奥にそびえ立つ北山杉。
素晴らしい。
これが昼間(16:30)のしょうざん庭園の正門と台杉の北山杉と紅葉と敷きもみじ。
ライトアップされた夜の姿と随分違うでしょう!?
これが空にそびえ立っていた北山杉。
素敵ですけど夜の姿と比べるとちょっとネ?
庭園内をぞろぞろ歩いた中で目に留まった美しい風景、
見事な紅葉をカメラで切り取ってみました。
こちらは真っすぐのびた北山台杉と紀州石を贅沢に使ったお庭。
きれいに敷かれた敷紅葉の中を流れる小川のせせらぎ。
あまりの美しさに思わず一句生まれそうだ。
木の樽を生かした茅葺きの茶室。
ここでお茶を一服したら最高でしょう。
そして昨夜、感嘆の声を思わず上げてしまった池に来ました。
そこには夜気付かなかった錦鯉が何匹も泳いでいました。
何よりも驚いたのは池の深さが1mも無いほどの浅さだということ。
昨夜は数十メートルもの深さに腰が引いてしまったのに。
照明技術のすごさ、人間の目の錯覚とは恐ろしいものだと改めて思ってしまった次第です。
最後に手入れの行き届いた苔と真っ赤に紅葉したもみじの葉1枚。
絵になりますネー。