スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

フラワーズ バイ ネイキッド 2020

2020-03-21 07:21:43 | イベント

フラワーズ バイ ネイキッド2020①

第5回フラワーズ バイ ネイキッド(Flowers By NAKED)2020が

1月30日から3月1日までコレド室町1の5階、日本橋三井ホールで行われた。

入場チケットを頂いたので、新型コロナウイルスで

人通りが少なくなった日本橋へ行って来た。

訪問した3日前に安倍総理から学校の休校要請があり、

日本中がコロナウイルスに敏感になっていた為に

ここでも消毒用アルコールの使用をお願いされた。

今、日本は極めて異常な状態下にあります。

入口を入って少し歩くと最初のスポットエリアに出会う。

様々な色の大きなボンボリのような花の前で記念写真を撮るフォトスポット。

若い女性達は必ず「ワァーきれい!」と歓声を上げてスマホで自撮りをしていた。

フラワーズ バイ ネイキッド2020②

ここが最初のプロローグエリア。

アーティストRYOTARO MURAMATSUと写真家LESLIE KEEによる

撮り下ろした写真を躍動的に表現し、

ページがめくられると世界は冬から春へと移り変わり、

満開の桜と共にFlowers By NAKEDのストーリーへ。

次はワイルドフラワー ガーデンエリア。

春の甘い香りに誘われた妖精によって花が咲いていく。

フラワーズ バイ ネイキッド2020のテーマは「桜」で

五感で巡る体感型庭園(デジタルアート展)。

コロナウイルスの影響でか会場内は意外に空いていたが、

逆にカップルの人達が目立っていた。

とても良いデート会場になったのでは・・・。

巨大なタンポポの種のようなオブジェに息を吹きかけると

綿毛(Dandelion Hill)が昔の思い出と共に空高く舞い上がる。

映像ハイテクはどんどん進化していることが実感できる。

ここはグローウィング ガーデンコーナー。

鏡によって万華鏡の中に迷い込んだような煌めく空間の中、

黄色の桜「御衣黄」が太陽の光でより一層に輝きを増す。

尚、各コーナーにはそれぞれの香りも流されていているそうだが、

気が付かなかった。

ここは陽の光のきらめきと、奥ゆかしい甘さに包まれる

希望に満ちた香りがするそうだ。

フラワーズ バイ ネイキッド2020③

アーティスト村松亮太郎と、いけばな草月流家元・勅使河原茜が

いけばな草月流と共に光を使い、影をいける。

新たな世界へいざなうコラボレーション作品のHidde Gardenコーナー。

満開の桜の元で春の香りがする風や音色など。

五感で楽しめる日本一早いお花見空間のOUSAI Gardenコーナー。

満開の桜のOUSAI Gardenの元で妖精のような美女が舞う夢のような時の流れ。

すっかり見とれてしまい、しばし非日常の世界に浸ってしまう。

この舞台をさらに盛り上げる為、割れると煙に変わるしゃぼん玉が宙を舞う。

桜をはじめとした様々な花の中から

好きな花を選んで運勢を占う「花みくじ」も楽しめる。

ちょっとした遊び心の表現だ。

チェリーブロッサム味のアイスキャンディ(600円)や

各作品をイメージしたメニューなどのスペシャルドリンクと共に

桜の下で日本一早いお花見を楽しむことができる。

アールの曲面壁に桜の花の吹雪を投影する空間は本当に素晴らしかった。

このエリアが一番のメインステージかもしれない。

多くの客がこの席に止まって妖精のようなダンサーに見とれていた。

ここが最後のコーナー「ザ シークレット オブ シークレット ガーデン」。

フラワーズ バイ ネイキッドの作品を作り出している草花のアポセカリーとして

スキンケアブランド「キールズ」とコラボレーションした秘密の実験室。

 

 

 

五年目の集大成の「日本一早いお花見」。

お祝いを彩る「桜」がもつ華やかさと生命力で五感を刺激する

9つの庭園を巡る新たなストーリーを充分に堪能した。

出口を出てしばらく行くと大きな窓の向こうに重厚な石貼りの

三井住友信託銀行本店の建物が切り取られた様な形でカメラに訴えてきた。

虚の世界から実の世界へ。

この一枚だけでも今までの思いを変えてしまう力を感じた。

やはり本物はすごい。