スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編300~

2020-03-13 06:35:00 | 食~番外編(都内)

巣鴨 ときわ食堂 庚申塚店

東京都豊島区巣鴨4-33-2

TEL 03-3576-2269

定休日 無休

巣鴨地蔵通り商店街の一番奥側にある庚申塚店。

ときわ食堂という店の名前の響きが、昭和の時代に引き戻す魔力を持った名店だ。

この系列店は同じ巣鴨の街にあと2店舗あるとの事。

今回は仕事の関係で当店の近くにご挨拶に来たので、

巣鴨に詳しい人に聞いて迷わず入店した。

店のショーウインドーの一角に素晴らしいコメントが書かれた看板を発見。

「美味しかったよ!また来るね!」のお言葉をいただけるよう

全スタッフ本気で頑張ります。

そしてその後に具体的なときわ食堂のこだわりが続いている。

・目利き・生産・自家製・手間ひま・炊きたて・ぬか床・鮮度

最後にイキイキと元気なスタッフが商品を提供します。で締めくくっていた。

又、黒板には本日のおすすめのメニューが白墨で書かれてある。

秘伝の照りタレでご飯がススム

サーモン照焼(単品800円、定食1,060円)。

しょうゆ味ベースでやさしい味

赤魚煮(単品800円、定食910円)。

えび、あじ、かき2コもりあわせ!!

ミックスフライ(単品980円、定食1,240円)。

ショーケースの中にはメニューサンプルではなく写真のメニューが5品。

そこには一語コメントが書かれてある。

最幸の一品、厳選、鮮度命、人気、本格と。

とても意味深なメニュー紹介だ。

店内はまるで昭和のレトロ時代から

飛び抜けてきたきたような雰囲気が満ち溢れていた。

席はオールテーブルで2人用から4人用、6人用、8人用まで

13卓、48席、同じリズムで並べられてあった。

店内には雰囲気をさらに盛り上げるジャズが流れていて最高にフィットしている。

そしてお客もここにこだわって来ている風の

年配者(巣鴨はお年寄の原宿と言われている)や

私服姿の若者(サラリーマン的な人が居なかった)、

そして昼からビールを飲んでいる人達が場の空気を作っている。

それではときわ食堂の数々のこだわりの中身について記してみましょう。

①店主自ら毎日魚河岸に足を運び、新鮮な素材を仕入れている。

②米・肉は生産者から直接仕入れる。

米は普段ひとめぼれを秋田県の佐々木さんから。

この日は新潟県産コシヒカリと黒板に表示されていた。

鶏肉は東北ハーブ鶏、宮城県の横山さんから。

③メンチカツ、コロッケ、ポテトサラダ、ぬか漬、ポン酢、

土佐酢、照り焼きのたれ・・・全ての商品は自家製。

④みそ汁は一人前ずつ片手鍋でつくり、あつあつ風味にこだわっている。

⑤ご飯は炊きたてにこだわっている。

⑥毎日ぬかを300回かきまわしている。

⑦仕入れた食材をその日のうちに調理して提供している。

出来たてのあつあつを提供している。

メニューのなんと多いことか。

木札に書かれて下げられているのがまたいい。

そしてミニ盛りの発想も素晴らしい。

ミニ盛りは14種もできる。

数あるメニューの中で本日のおすすめ、ミックスフライ定食1,240円に決めた。

食してみて他店のミックスフライとはかなり違い、

正直言ってものすごく旨い。

海老フライの海老はかなり大きく、アジフライのアジの肉厚が半端ではない。

カキフライのカキのこだわりは

一年珠カキ播磨灘津田宇水産あけぼの海産のを使っている。

座って間もなく壁に貼ってあるミニ盛りが気に成ってきて

とうとう自家製のポテトサラダを追加注文。

やはり他店のポテトサラダとは美味しさが全くちがう。

当店を教えてくれた相方はメンチカツ定食760円をオーダー。

味の感想は聞かなかったが、いかにも旨そうに黙々と食べていた。

テーブルに目をやるとお客様の声というアンケート用紙が置いてあった。

テキパキ応待しているスタッフの胸には

出身地と名前が書かれた名札を付けていたのも印象的だった。